-看護実習のすべてがわかる!-なんでなんだの看護過程ガイドブック④ 第3章
2024.10.29更新
※本書はメンバーシップ追加のため有料設定となっていますが、-看護実習のすべてがわかる!-なんでなんだの看護過程ガイドブック① 序章 ~ ② 第1章ついては全文無料でお読み頂けます。
「なんでなんだの看護過程ガイドブック」の続きです。
なんでなんだの看護過程ガイドブック① 序章
なんでなんだの看護過程ガイドブック② 第1章
なんでなんだの看護過程ガイドブック③ 第2章
第3章 看護診断(患者の健康上の問題の特定)
患者の健康上の問題には種類がある
第2章のアセスメント(評価)の書き方の中で「(先々に)問題がある場合、どんな問題があるかを書く」と述べました。この様に患者の健康上の問題はアセスメント(評価)を行った際に見つける事ができます。
ここで注意すべきは、患者の健康上の問題にはいくつかの種類があり、看護師が介入できる問題と介入できない問題がある事です。患者の健康上の問題に辿り着くまでにたくさんの時間を費やしたにも関わらず、介入できない問題ばかり診断しても仕方がありません。問題の種類を理解して介入できる問題を診断できる様になりましょう。
看護過程と看護診断について有名な著書『基本から学ぶ看護過程と看護診断』の著者アルファロは患者の健康上の問題を1.医学的診断、2.看護診断、3.潜在的な合併症(共同問題)、4.多職種との協働が必要な問題の4つに分類しています。大まかにですが、それぞれの特徴をまとめました。
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