吃音症のエピソード
幼少期に吃音症を発症するケースが多いと思いますが僕は、吃音を大人になってから発症しています。
吃音のエピソードを少し話そうと思います。
18歳で吃音症を発症してドラッグストアでバイトをしていた時のこと
レジを担当していたのですが難しい処理の時には社員をマイクで呼ばなくてはいけません。
他の社員さんの名前は呼べるのですが「店長」だけはなかなか呼べず「・・・」マイクをオンにした音だけが鳴ります。
お客さんを待たせてしまっているので走って店長を呼びにいきました。
「どうしてマイクで呼ばないの」と店長に言われてしまいました。当時は自分は吃音症であることを周りに言えませんでした。
店長もなぜマイクを使わないのか不思議そうでした。
マイクの時は言えないのですが前に別の言葉を付けると言えることに気がつきました。
例えば「はい店長」というと店長が言えました。僕はそれが嬉しかったことを今でも覚えています。
でもマイクを使って店長と呼ぶことが出来るようにならずバイトが苦痛に感じるようになってしまいました。
今思うと素直に吃音であることを周り言うことで症状が落ち着いていたのかなと思いました。
吃音症のことを少しでも知ってもらえたら嬉しいと思い自分の吃音エピソードを書いてみました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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