腰椎穿刺の手順をさらっと復習
腰椎穿刺
《目的》
・脳脊髄(髄液)を採取する
・髄液圧の測定
・骨髄内へ薬液の注入や造影剤を注入する
・くも膜下出血の鑑別
《必要物品》
23G~19Gのスパイナル針、髄液圧棒、5mlシリンジ、10mlシリンジ、滅菌穴あきシーツ、滅菌コップ、滅菌ガーゼ10枚、キシロカイン、滅菌手袋、イソジン、三方活栓
《準備》
・同意書の確認
・環境調整。羞恥心に配慮し安楽な体位をとる
・バイタルサイン測定
・体位の調整※1
《実際》
・穿刺部位の消毒を行う※2
・医師に滅菌手袋、滅菌穴あきシーツを渡し、清潔操作で行える環境を作る
・医師に清潔操作でキシロカインを渡す
・局所麻酔を行う前に患者の体位の固定を行う
・穿刺中にしびれなどあれば動かず言葉で言う様に患者へ説明し穿刺中は声掛けを行う
・局所麻酔後医師にて穿刺を行う
・目的に沿った検査を行う。圧測定は初圧と終圧を必ず測定※3
・穿刺終了後、消毒を行い圧迫止血する
・検査終了、バイタルサイン測定を行い医師へ飲食再開の時間を確認し患者へ伝える※4
《根拠・アドバイス》
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