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輸血療法の手順をさらっと復習

輸血療法

《目的》
・循環血液量の維持及び回復
・血液成分の補充

《必要物品》
血液製剤、輸血専用セット※1、アルコール綿、生理食塩水、点滴スタンド、未滅菌手袋、VSグッズ

《準備》
事前準備
 ・医師の指示を確認し輸血の同意書がある事を確認する
 ・クロスマッチや不規則抗体検査が済んでいるかの確認※2
 ・輸血を輸血部へ取りに行き、受け取る際にダブルチェック、病棟でもダブルチェックを行う
 ・輸血専用セット内を満たしておく※3
患者準備
 ・名前を名乗ってもらい、輸血を行う事の説明を受けているかを確認する
 ・VS測定を行い輸血実施前の記録を残しておく
 ・ルートを確認し容易に閉塞しそうな部位やルートが細い場合は取り直す(20G~18G推奨)医師指示確認※4

《実施》
・輸血をセットし10分間は患者の側にいてVS測定やアレルギーの有無などを確認する ※5
・ナースコールの位置を確認しておき異常があればすぐに知らせるように伝える
・輸血を行っている際は30分毎に訪室し症状の有無や抹消漏れがないかなどを確認する
・副作用が出た場合は直ちに輸血を中止し医師へ報告する※6
・輸血が終了したら生理食塩水でルート内をフラッシュする

《根拠・アドバイス》

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