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吸入の手順をさらっと復習

吸入

《目的》
・ネブライザー等で薬液等をエアロゾル化させ、上気道、下気道へ噴霧し分泌物の排出を促す状態にする

《必要物品》
ネブライザー、蛇管、医師指示の薬液または生理食塩水

《準備》
物品準備
 ・ネブライザー内へ蒸留水を注入する
 ・指示の薬液を薬液カップに注入する(6Rを忘れずに)
 ・蛇管をセットする
 ・事前に聴診を行い痰の貯留部を確認する
患者準備
 ・名前を名乗ってもらい吸入についての説明を行う
 ・深呼吸がしやすいように、胸郭が広がるファーラー位または起座位にする
 ・肺胞まで到達させたい場合は深呼吸をしてもらう
 ・咽頭・喉頭部の場合は自然に呼吸をしてもらう


《実施》
・スタートボタンを押すとすぐに噴霧されるため事前に呼吸法を確認しておく
・患者のそばを離れる際はナースコールを手元に置いておく
・終了後は回路の交換を行う(1回/日、施設基準確認)※1
・実施後は分泌物が排出しやすい状態のため咳嗽、体位ドレナージなどを実施し排出を促す
・吸入の薬剤の作用によっては吸入後含嗽が必要になるため促す※2

《根拠・アドバイス》

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