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電気的除細動(DC)時の介助の手順をさらっと復習
電気的除細動(DC)時の介助
《目的》
・頻拍性不整脈に対して電気的刺激により規則的な洞調律に戻す
《必要物品》
除細動器(DC)、ディスポパッドorデフィブパット、ベッドサイドモニター、VSグッズ、救急カート、酸素、吸引セット、鎮静薬
《準備》
・待機的なDCの場合は同意書の確認を行う
・心電図モニターを装着し不整脈を確認する
・酸素・吸引は使用できるように準備をしておき、アンビューバッグなどの換気グッズも準備する
・衣服を脱いでもらい、貴金属・義歯を外し貼付剤などははがしておく
・胸毛が多い場合は剃毛をしておき、汗などで濡れている場合はしっかりと拭き取る※1
・VS測定、ルート確保、12誘導心電図とっておく
《実施》
・除細動の電源を入れ除細動器の心電図に接続する
・ディスポパッドを貼付する※2
・意識のある患者の場合は鎮静を行う※3
・同期ボタンを確認する(心室細動の場合は非同期)※4
・除細動器のモニターで同期を確認し医師の指示のもと出力を合わせる
・実施医師は通電前にその場にいるスタッフに通電することを周知する※5
・呼吸抑制のため換気をしている際はアンビューバッグも患者から離しておく※6
・除細動器のモニターで不整脈を確認し通電を行う
・モニターで洞調律に戻っているかを確認する
・洞調律に復帰後VS測定、12誘導心電図をとっておく
・パッドを外し、ステロイドを塗布し冷罨法を行い消炎に努める
・意識の回復を確認し、自覚症状がなければ終了
《根拠・アドバイス》
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