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行動しないと始まらない。30代からの再挑戦!
病院と自宅を往復する日々。そんな生活を続ける中で、ある疑問が心の中で沸いてくる様になりました。
「自分はこのまま定年までこの状態を続けていくのか?」、「もっと今の自分にも出来る事があるのではないか?」。
こんな何気ない疑問から自分の歯車が動き始めました。
一度きりの人生、後悔したくない
「決めたら行動するが私のモットー」。
23歳まで工場勤務だった私は、当時の彼女が看護師だった影響で看護師への興味を持ちました。看護学生の時代から目標に向かって勉強している姿は、当時の私にとってとても輝いて見えました。
そんな憧れから看護の道へ進むことを決意。工場勤務の傍ら、夜勤で介護のアルバイトをしながら貯金と入学試験の勉強をしていく所から始めました。周囲からは、初め驚かれる意見が多かったのですが、皆、最後には応援してくれる様になりました。
その後、無事に看護師免許を取得し看護師としてようやくスタートします。しかし、それは思い描いていたものとは違い、苦労の連続でした。多忙すぎる業務、命と隣り合わせる緊張感や責任。日々進化し続ける医療への知識習得など、プレッシャーに押しつぶされそうでした。
その中で最も苦労したのが「人間関係」です。人間関係は人数が多ければ多いほど複雑になるものです。病棟で働いていた私は、そんな複雑な関係に悩んだり、ストレスを感じたりすることは少なくありませんでした。しかし、いくら病院を変えても人間関係の悩みは、どこにでも存在するものだと実感じました。
「患者さんとの関わりや看護は好き」。でも、このまま、この環境下で我慢して仕事をしていくのかと思った瞬間、大きな不安感に襲われました。
30代後半という年齢、一家の主として家族を養い、支えていく立場にある以上、簡単に仕事を辞めるわけにはいきません。「自分には何が出来るのか?」それも簡単に答えは出ません。
ただ、一つだけ見つけたことがあります。それは「もっと自由に、自分らしく生きたい」、でした。
あるフリーランス看護師さんとの出会い
現在、インターネットの普及やSNSの発達により誰でも簡単に情報収集できる時代。今まで看護師といえば、病院や施設で働く事が一般的で、独立という道では訪問看護ステーションしかないものだと思っていました。
そんな時にたまたまYouTubeである看護師さんがいる事を知りました。同じ30代で活動を始め、看護師ライターとしてフリーランスで活躍されている方でした。
現在では、ライター以外にも大学や専門学校での講師、講演会、本の出版、企業提携でのお仕事などされています。そんな多種多様な働き方があることを知り、とても衝撃を受けました。
私は元々、インターネットで調べる事が好き、看護師はカルテ記録やサマリーなど書くという事には慣れていたため、情報を集めて、執筆し、発信するライターなら出来るのではないかという所もあり、興味を惹かれました。
更に、その方がライター講座をされている事知り、すぐに受講する事を決意しました。周りには病院以外で働いている看護師は一人もいません。このため、実際にフリーランスとして活躍されている方の話が直で聞けるのはこれ以上にないチャンスだと感じました。
知らない事を知る事は人生を充実させる
ライター講座やフリーランス看護師さんと直接話をする事で、今まで知りえなかった世界観や、今後の行動指針を教えて頂くことが出来ました。自分だけでは導き出せなかった答え、「もっと自由に、自分らしく生きたい」を達成するための1歩を踏み出せた様に感じました。
大人になると1年が短く感じるという事はよく耳にします。逆に子供は長く感じると言われています。その理由として大人になると毎日が同じ事の繰り返しとなりやすく、新しい刺激が感じられないために時間が短く感じてしまうからです。
私も去年までは、同じ様に1年があっという間に流れていくのを実感していました。しかし、今は看護師ライターとして新たに挑戦しようとする事が明確に見えた事で、去年に比べて長く感じる様になるかもしれません。
もし、皆さんも現状に充実感を感じていないのならば、是非挑戦してもらいたいと思います。頭で考えていても、行動しなければ何も始まらないし、チャンスは待っても来ません。行動すれさえすればいつかチャンスが必ず訪れる時が来ると思います。
それには、まずは調べること。そして興味を持ったことに関して詳しい人に直接話をすることが1番の近道であり、チャンスを得る方法であると私は思います。
人生100年時代の今、何歳になっても学び続ける事を忘れず、充実した人生を歩んで行きたいと思います。
~この記事を書いたのは~
桑原大地(クワバラダイチ)
社会人経験を経て看護師の道へ。急性期(救急病棟、ICU)、回復期(リハビリテーション病棟)、慢性期(医療療養病棟)を経験。看護師業務に疲弊、別の業界で再就職するも離れた事で看護の魅力を再認識、再度看護師として復職。現在は夜勤専従看護師として従事。新たに看護師ライター目指して日々奮闘中。看護観は『患者さんは自分の家族と思って看護する』。1歳と4歳の女の子のパパ。
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