看護で地域に貢献したい①
私は高校生の頃に看護師の道に進むことを決めてからそのまま専門学校に進学し卒業後、今日に至るまで「看護師」としてたくさんの経験を積ませていただきました。
病院や在宅での臨床経験に加え、災害やスポーツの現場でも自分には何ができるのか。困っている人がいれば、そこで役に立ちたい。気がつけばその一心でここまで働いてきましたが、訪問看護師として働き始めて間もない頃に一つのターニングポイントがありました。あるご利用者様から言われた保険外看護サービスの希望。
みなさんが知っている訪問看護は、基本的に介護保険や医療保険を使い、時間や場所の縛りを作ることによって看護師さんが自宅に来て、看てもらう
サービスになります。
現在は、超高齢化社会から多死社会となり今後さらに在宅で療養生活を送られる方々が増えていくことが予測されます。私自身そんな方々が安心して自宅で過ごせるよう培った経験やスキルを使い貢献できることができればいいな。と考え訪問看護の道に進みました。
しかし、その一人の方の希望(保険外看護サービス)により私は一つの決断をすることとしました。