留学までの勉強(IELTS&ILAC KISS) Part1
みなさん、こんにちは。
ブログを始めて3つ目の投稿ですが、自分の文章力の低さにかなり凹み気味のReiko.Fでございます。さて本日は、私がIELTSを勉強し始めたきっかけとOA7.0までの勉強法、使用した教材、IELTSの苦労に関して書きたいと思います。
IELTSが必要になった理由
Omni College
単純にCollege進学のためです。初めてのIELTS受験が2019年3月。OA(Academic) 5.5からの出発でした。そして一つ目に選んだ学校は、Richmondにある「Omni College」でした。当時「看護師 カナダ」で検索するとTOPに出てくる古参の学校で、18ヶ月のコースでIELTS OA6.0が必要です。この頃はまだ学校選びが重要とは知らずに、この学校への入学を決心していました。今となっては変更してよかったと思っております。因みにですが、2019年12月にOA6.0(L6,R6.5,W5,S6)を達成しました。
College変更
先ほどOmni Collegeについて触れました。ものすごい昔(2012年位)はOmni CollgeもBC州からPGWP*を認められた学校でしたが、対象から外れました。実は6年ほど前に学校見学をしており、みんな優しく雰囲気の良い学校だなと思いました。永住権をお持ちの方はご検討されても良いかと思います。
話を戻しますが、卒後の滞在方法が気になった私は、2020年1月頃から留学エージェント&移民コンサルタントに相談し始めました。そこで勧められたのはLangara Collegeでした。
Langara College
Langara CollegeのNursing Practice in CanadaはIENs向けのre-entry programが含まれたコースです。簡単な説明や学校のリンクは前回の記事(リンク以下)にありますので、宜しければご一読下さい。
因みにLangara Collegeの英語要件はOA6.5で各セクションが6.0以上です。「メンドイな。。。」と思いながらも「なんとかなるっしょ」と陽気に構えていた私は、これから始まるIELTS地獄を夢にも思っていませんでした💦
IELTS勉強法
使った教材①&②
私は2019年5月から本格的に勉強を開始しました。最初に購入したのは、Collins Practice Tests for IELTSとケビン・ダン スコアに直結!IELTS徹底対策でした。
まずCollinsですが、全編英語。IELTSの解説も問題も答えも全て英語です。IELTS初心者の私にとってはハードルが高く、ほぼ使わずに終わりました🤭
ただ、4 Academic+2 Genaral Training Papers with Answersが付いており、本番の様に使用するには便利です。IELTSの基本を知り、何回か受験後に使用した方がいいと思います。
次にケビン・ダンさんの本ですが、全編日本語でIELTS初心者に最適かと思います。何故なら各セクションがかなり細かく説明されており、各セクションで何が求められているのか、どの様に文章を構築したら良いか、パッセージを読む時のコツなどTIPsが詳細に解説されているからです。私のようなド初心者でもOK。IELTSは独特な試験なので、構造や傾向を知って対策することが大事です。恐らく、むやみやたらと勉強しても成果が上がらない試験だと思います。ただこの教材の難点は、分厚い。読み終わってない箇所もありますwww
また、本の教材に共通することは「WritingとSpeakingの対策が困難」という点です。これらに関しては、個人レッスンを購入したり、ELSAを活用しました。(後述)
使った教材③
IELTS学習者がぶち当たるのが「単語の壁」です。私もリーディングがさっぱりでした。理由として、①語彙力不足②文法能力の低さだと思いました。そこで①解消の為に実践IELTS英単語を購入しました。これは、IELTS学習者全員が持っているくらい有名ではないでしょうか?
言わずもなが、この単語帳はIELTS Readingに出てくる頻出単語を網羅しています。私は念の為7.0の単語まで勉強しました。そこまでは実生活でもよく聞くからです。7.5は看護師になる分には要らないと判断して勉強していません。他の勉強(文法、発音)を優先しました。
覚えの悪い私は、とにかく書いて書いて書きまくりました。結果、自分の記憶力に絶望的しました😅私はVisual Larnerのため、ひたすらページを捲って何回も目にした方が良かったです。しかし、そうすると意味はわかるのですが、書けない。今でもspellingは課題です。誰か良い方法があったら教えて下さい。②に関しては後述します。
使った教材④
「Readingがサッパリ😳」と書きましたが、「Writingもサッパリ」です。特にWritingは添削して貰わないと、上達しているのか分からないですよね。
そこで、Toronto在住の藤本政信先生のWriting online講座を受講しました。藤本先生は本当にIELTSを研究されており、出題形式・配点や採点の特徴・スコア達成のための戦略・Task1&2の書き方(本当にLogialで詳細な分析&解説)さらに上記②の文法力の低さも、バンバン直され改善されます。そして毎回、「私の書いた黒い部分はどこいった」という位添削して下さいます。私はボケボケ生徒でしたが、根気強く教えて下さいました。
使った教材⑤
SpeakingにはELSAを使用しました。これもみなさん使っているので説明はいらないと思います。私は有料版を使用していました。楽しいですし、結構厳し目に判定されるので、購入して良かったです。自分の発音のクセが分かる点もgoodです。90~100%になるまでしつこく反復練習。あとSpeakBuddyも使っていましたが、簡単過ぎるのでELSAをお勧めします。
IELTS地獄
勉強時間の捻出(Study Plus)
ワタクシは🇯🇵にいた頃は、しがないヒラ看護師で御座いました。日勤&夜勤の仕事で常に人手不足、仕事柄人が亡くなることも頻繁にあり、常に疲労困憊でした。2020年はCOVIDの為仕事はさらに増え、IELTSのTest Centerは閉鎖。感染の恐怖に加え、留学出来ないかもしれないという不安な思いと共に勉強していました。
勉強時間は仕事の後&休日。
日勤の場合、
1. 朝・夕の車の中でBBC or BBC Learning Englishを聴く(片道40分)
2. 18時ごろに仕事を終えて職場近くのマックで夜9~10時まで単語やWriting(藤本先生)の勉強(家に帰ると勉強しない)
3. 家の近所のコンビニ駐車場でELSA 1時間。
夜勤の場合は、車の中でのBBCのみ。
休日は、
1. コメダ珈琲でコーヒー何杯も頼みながら単語とWritingの勉強。
2. 横になっている時は、BBC World News, BBC Learning English, TED視聴、ELSA、Time・National Post読む。
3. この頃はCOVID全盛期だったので、国境も閉鎖されていました。そのため、WHOの会見やCPACのトルドー首相の会見などを聞いてワクチンや国境に関する事などを英語で聴いていました。
2019年12月から勉強のモチベ維持の為に、StudyPlusというアプリで勉強時間の記入開始。所々データが飛んでいますが、2020年3月は月88時間勉強。夜勤入りと明けは集中出来ない為、月10日は勉強しませんでした。その為毎日平均4.1時間。休みの日は6~8時間勉強していたので、勉強時間が1~2時間/日もあります。
それでもPass出来ない。。。
こんだけ必死こいて勉強したのに、2020年9月の結果は変わらずOA6(L6.5,R5.5,W6,S6.5)。この頃はまだ名古屋にcomputer-basedの試験会場が無く、いつも新幹線で大阪に受験しに行ってました。はっきり覚えていませんが、留学までに最低5回受験+交通費+宿泊費+個人レッスン代+教材費などでかなりお金が飛んでます😭💸 この時期は本当にクタクタでした。
まとめ
私は、ダラダラと勉強して時間を無駄にしました。また色んな教材に手を付けすぎたと後悔しています。今なら藤本先生のWriting講座,単語,BBC,ELSAに的を絞り、2時間/日を毎日継続します。
多くの人は、どの教材が自分に合うか分からないと思います。いろんな教材に目を通しましたが、市販の教材ならそこまで内容が違う訳ではありません。「苦手だ」と思って別の教材に目移りするのだと思います。「苦手・辛い」と思いますが、そこをグッと堪えて継続すると良い結果に繋がりやすいと経験から学びました。
さて、ここまで読んで下さって有り難うございました。次回はPart2(ILAC KISS)か、BC州の看護師になるためのPathway の流れ(NNAS,NCLEX,BCCNM, NCAS)を書こうと思います。ではまた、ばいば〜い。
PGWP* Post Graduation Work Permit
カナダ政府認定の公立大学/カレッジに8ヶ月以上通い、卒業した人が取得出来るオープンワークパーミット。
雇用主を限定しない。期間は学校に就学していた期間で決まる。私の場合は就学期間2年なので3年分貰える予定。
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