食事を摂れば摂っただけ身体にいいと思っていませんか?勘違いが多い?!高齢者の栄養、食事について
こんにちは。
ナースの独り言です。
さて、今日は「もうすぐ旅立つ(人生を終えられる)方の栄養、食事」について。
勘違いされている人も多いと思うので書いてみます。
「ご飯は食べた方が体に良い信者」が多すぎる
人って、基本、「ご飯食べた方が体に良い信者」ですよね。
それは、やはり「食」というものが「生きるエネルギー」に変わるから、なんですけれど。
体の調子が思わしくない人や、かなりのご高齢の方にも
その信条を押し付けてますよね。(特にご家族)
ご飯食べなきゃ元気でないよ。
ご飯食べなきゃダメだよ。
元気になるために無理してでも食べなさい。
食べたくない、と口を頑なに閉ざすおばあさまに、
息子や娘が無理やり口にご飯をねじ込む、ということも実は珍しくありません。
本人もご家族も、生きるため、生きさせるための必死の闘いです。
どうしても口を開けてもらえず、大して食べさせてあげられなかった時に、後でそれを知った家族から
「ご飯食べないからといって、素直に御膳を下げたのか!食べなきゃ元気がでないだろう!!今度から無理やりでもいいから食べさろ!!」
と、ものすごく怒られるということもありました。
でも、どんなに家族に言われても、やっぱり無理やり口に詰め込んで食べさせることはできないですね。(たいていペッと出しますしね)
実は食事を消化するのに莫大なエネルギーが消耗される
読者の皆様。
食べたものを消化するのにも、結構なカロリー(エネルギー)を消費することはご存知ですか??
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