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空はレンズ

今月、11ヶ月ぶりに東京に戻ります。
先月半年ぶりに本州の都に訪れたのですが、久しぶりの地下鉄やビル群そして人の多さに興奮しました。
人が多いということはそれだけでパワーがあることなんやなあと。
それと同時に、外国の言葉が全く聞こえないことにも驚きました。
人は多いけど、外国人は少ない。それもまた新鮮でした。

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都のバスは少し前までは外国語で溢れて自分が渡航したような錯覚に嫌気がさしていたのに、今それが無くなって少し清々しいような寂しいような感覚です。
秋葉原。一体どうなってるんだろう。
そして会期まであと三週間もないのにやることが山積みです。

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町田さんの絵画、ドローイング、私の写真、詩、製本などでインスタレーション予定です。

設営時間48時間でどこまでできるか是非見に来て頂きたいです。

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タイトルは秋晴れの瀬戸内海を眺めていて思いつきました。
時間とともに全部の光が揃っている。
ここには鳥も虫も電波も隕石も埃も光に溶けて写り込んでいる。

この記事について

インスタレーションアーティストの土居大記と、絵描き・ダンサーの町田藻映子によるコラボレーション展示の企画『濡れた地蔵』(@海老原商店)。展示は開催延期となってしまいましたが、展覧会までの間、2人のワークを写真と言葉の綴りでnoteに掲載してゆきます。
この企画のプロフィール記事は➡︎こちら

プロフィール

土居大記 (Hiroki Doi)
学生時建築を学び、卒業設計を機にアーティストになる。”美しいは生ものである”という考えから制作している。
自然現象を素材としてインスタレーションやパフォーマンスを行っている。
常にまわりで起り続けている小さな変化を抽出して振り付けることが作品の主軸にある。それらの空間では気づくことが連鎖する。即興である。ダンサーとの共同制作も行っており、自身も制作の過程で身体表現のメソッドなどを経験している。
主な表現媒体はインスタレーション、パフォーマンス、写真、詩、製本。
HP https://www.hirokidoi.com/


町田藻映子(Moeko Machida)
京都市立芸術大学大学院修了。「生命とは何か、人間とは何か」を主題に、岩石やそれに関わりの深い生物・人の文化に焦点を当てて絵画制作を行う。かねてより、身体を通した主題へのアプローチを重視し、コンテンポラリーダンスと舞踏を学ぶ。『私が石ころを描き続ける理由』についてはこちらにまとめています。
個展「生きる者たちを想う為」(GALLERY TOMO(京都)2019年)、「名前を知らない死者を想う為」(GALLERY b. TOKYO(東京)2019 年)、「MoekoMachida Solo Show」(Marsiglione Art Gallery(イタリア)2017 年)等を開催。「シェル美術賞展2018」( 東京) 入選。「飛鳥アートヴィレッジ2017」( 奈良県明日香村) 参加。
HP https://www.moekomachida.com
Instagram https://www.instagram.com/moeko_machida/


※このnote記事上にある画像・文章の複製・転載はご遠慮くださいませ。
©︎ 土居大記・町田藻映子



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