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#092-1 桜前線がどこまで北上してるか、探しながら諏訪湖にいかねぇ?
レキケン#092 2022年4月
たびの流れ
1日目 二俣城→秋葉ダム→みさくぼの里→兵越峠は行き止まり→東栄町→別所街道→諏訪湖
2日目 高島城→諏訪湖散歩→ビーナスライン富士見平→桑原城
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二俣城まで
東海道 由比
おじさんたちの朝は早い。夜明けの由比、綺麗だなー。
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磐田市大当所(おおとうしょ)天浜線
セブンで休憩。裏にある桜が満開じゃ。
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ん?なんか小さい線路がみえるぞ。いってみよう。
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あ!ちょうどよく電車がきた!
単線、かわいい1車両の電車だ。上にパンダグラフがないので、ディーゼル車(レールの上を走るバスみたいなもん)だろう。田んぼの中を走る小さい地元の電車って、かわいいよなーーー。
あとで調べてみると、天竜浜名湖鉄道、通称てんはま線。
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わかる!だからレトロな感じしたんだなー、いいねー。
気動車(きどうしゃ)とは、人員・荷物もしくは貨物を積載する空間を有し、動力源として内燃機関や蒸気機関などの熱機関を搭載して自走する鉄道車両である。現在の気動車は、動力として一般に内燃機関の中でも熱効率と安全性に優れるディーゼルエンジンが用いられているため、日本では「ディーゼル動車」または「ディーゼルカー」、「汽車」 などとも呼ばれる。
天浜線は、掛川から天竜二俣駅を経て、浜名湖西側に至る鉄道。
東海道本線の迂回ルート(内陸部)として、国鉄二俣線として敷設された。戦争で東海道本線の天竜川鉄橋や浜名湖鉄橋が破壊されたときに備えて迂回路が必要だという、国防上の要請。
当初は、東海道本線と中央本線を内陸ルートで結ぶ鉄道が計画されていたらしい。
1987年国鉄から第三セクター鉄道に移管された。
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二俣城
秋葉街道を北上、そのまま諏訪湖までいく予定だ。2回目の二俣城、ちょっと覗いていく、桜咲いてるかい?
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前回来た時は、雨降ったあとで、じめじめと暗い印象だったが、今日は晴れていて印象も変わる。
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秋葉ダム
トンネルの途中に分岐があるので、曲がるぞ、曲がるぞと前置きして徐行しておかないと狭いし、曲がり損ねるので注意だ。
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分岐があるとわかっていても、ドキドキするトンネル分岐、楽しいよな。
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誰もいない、、、、さくらまつりで千本桜が有名みたいだが、、
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やはりもう終わり気味。見ての通り、貸切道路。大方の人はR152(対岸の道)を走るからなー。
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しゅんせつという作業をしている船。しゅんせつとは、ダム湖底にある土砂をさらって取り去ること。
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みねのさわばし(吊り橋)
吊り橋があると渡りたくなるよな。真ん中までいくことに。誰のための吊り橋なのか?観光用にしては、しゃれっ気がねーしよ。車が通れるなら、桜観光用でぐるりとできるのならわかるけどよ。
こちら側に集落へ行けそうな急な坂があったので、そのためかな。
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あとで、調べてみたら、昔は峰之沢鉱山があったそうで、昭和44年に閉山されるまでは多くの人が住んでいたそう。跡地には鉱員アパートの遺構などが残っていて、廃墟マニアには有名なところらしい。
なるほど、上に集落があるな。今はお茶畑になっているらしい。知っていたら、見たかったな。
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橋の上から下流をみた景色。山間いだなーーー
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橋の上から上流を見た景色、山間いだなー。
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そのまま左岸の道を進む。右岸は桜が満開で、川面に鏡面しとるがな。
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兵越峠は行き止まり
このあたりから、兵越峠は本当に行き止まりだよ!っていう標識がではじめた。この時点では、国道152号線は諏訪湖まで普通にいけると思っていた。
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途中何回も兵越峠通行止めの表示。ナビでてくる青崩峠は通行止めのマーク。どっちの通行止めが手前にあるのかわからないとぶつぶつ言いながら進む。
諏訪湖からの杖突街道を下ったことがあるので、当然舗装された道路でつながっていると信じて疑わなかったおれら。
青崩峠と兵越峠はなんて読むのか、ふたつの峠の位置関係やもともと通れない道なのか、なにもかもわからない状態で、怖いものみたさで進む。ダメそうだ、通行止めだ、きっととわかっていながら、戻るには約30km45分ほどは戻らないといけないことを考えると、本当に通行止めなのか、この目でみないと気が済まないおじさんたちなのだ。夢中だったため、写真をぜんぜん撮れていなかったのだ、、、、残念。
ちゃんと兵越峠は通行止めであった、、、、、
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R152はどこからどこまでなんだ?
国道152号線。あとから知ることになるが、酷道のひとつだったのだ。長野県上田市から静岡県浜松市まで約260キロメートル、ほぼ全線が山間部を通過している。信州に塩や海産物を運んでいた“塩の道”である。中央構造線に沿った過酷な道である。
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R152は途中道がないのはどこなんだ?
国道152号線の未開通区間ふたつ、青崩峠と地蔵峠。青崩峠の迂回路が兵越峠だったのだ。
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兵越峠(ひょーごえ・ひょこえ)の由来
地名と場所から、たぶん武田の西上作戦で信玄の兵が越えたんだろうと予想した。
あとで調べたところやはり信玄の西上作戦で、諏訪から伊奈郡を経て、そこから軍を二分、山県昌景と秋山虎繁の支隊が三河(名古屋)に向かい、信玄の本隊は馬場信春と青崩峠から遠江に入った。
峠の国盗り綱引き合戦
テレビでみたことがある静岡と長野の県境1mをかけて行う信州軍と遠州軍のおまつり。兵越峠に広場をつくり、そこで行われる。実際にそういう戦いがあったわけではなく村おこしの行事だそう。太平洋を盗るか、諏訪湖を盗られるか!
旧国盗り
たぶん昔は「国盗り」という名前のドライブイン的なものだったのだろう。ナビにも国盗りと表示。お昼とトイレ休憩をさせてもらおうと思ったが、水窪里の駅「藍」というものに変わってしまっていた。1周年と書いてあったので、変わったばかりのようだ。
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山頭火が歩いた三河信州の古道「山がせまる 谷がちぃまって まっさお」
わかる!
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結局ここでは、トイレも有料、食事もお高い(席のチャージ料をとる)ので、やめた。
トイレ有料って、、、、たぶん大変な苦労があって、そういうことになっていると思うが、なんとも。。。兵越峠が通行止めだった悲しみに追い打ちをかけられたような気分になってしまった。
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通行止めを信じなかった自分たちが悪いのだが、約30km45分ほどを戻るww
三遠南信自動車道
三河、遠州、南信州ってことなんだろうな。さんえんなんしん、、、、いいにくくね?
この道路ってどこからどこまで作るつもりなんだろうか?こんな山中にすごい立派な道路、、、、
新東名・浜松いなさJCTから中央道・飯田山本ICに至る約100kmを通す予定。
国道152号の不通区間である青崩峠の西側を、青崩トンネル(仮称・4,998 m)等によって迂回する道路である。 当初は国道152号の東側に沿って兵越峠直下を通過する計画で、そのルートに従って草木トンネルが建設・供用された。しかし同トンネル供用後の1997年(平成9年)に、兵越峠直下にあたる地盤が脆弱なことが判明し、2008年(平成20年)までに計画が地盤のやや硬い青崩峠西側を通るルートに変更された。そのため、180億円をかけた草木トンネルは三遠南信自動車道のルートから外れ、高速道路規格から一般道路規格に格下げされた。
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なるほどなーーー、こんなことがなければ行くこともない兵越峠と草木トンネル。よい体験だと思うこととする。
東栄町
東栄町にきたところでレストランがあったので、昼ごはんとする。
昔のドライブインって感じがいい。
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ここは桜が満開。満開前線はこのあたりとわしらは認定しました!
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ところがここのお店のトイレは外の公園を使ってくれとのこと、「トイレットペーパーは置いてありません ご了承ください。」との張り紙。
なんと?!北遠州エリアはトイレ事情が最悪といっていいだろう、これは!!
勝手な想像をするに、レストランのトイレが使えない→外の公園のを使うということで、なんかもめごとというかなんというか、町と店との軋轢を感じるなwww
国道151号線を北上。うぉーーーー桜が満開じゃーーー!
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長野県阿南町。大がかりな道路工事を行っている。
ナビに弁当山と出ている、たぶん武田軍が弁当食べたところじゃねーか。
あとで調べてみたところ、信玄とは関係ない様子、名前の由来も簡単に調べた限りでは不明。
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峰隆太の写真とお城型の道の駅が印象的な下条村を抜けて、三遠南信道路の天竜峡ICから飯田市へ。
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諏訪湖 夕方散歩
諏訪湖に到着。ホテルに車を停めて、諏訪湖夕方散歩と夕食にでる。
国指定重要文化財 片倉館
千人風呂で有名な片倉館。諏訪湖には何度もきているが一度も入浴したことがないww
片倉館は、大正から昭和の初期に日本における輸出総額の約4割が絹製品であった当時、シルクエンペラーと称された片倉財閥により地域住民に厚生と社交の場を供するため1928年(昭和3年)に竣工され、それを運営する(財)片倉館が1929年(昭和4年)に設立されました。
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特に当時のチェコスロバキア・カルルスバードに在った厚生施設に特に強い関心を覚えたようで自身の日記にも訪問体験を詳しく記し片倉館建設にもそのアイデアが多く採り入れられている。
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当館は定型的な形式にはあてはめ難い個性的な建物で、強いて言えば1900年前後から30年代にかけて、アメリカ等で発展したゴシックリバイバルまたはロマンティックリバイバルに属すると考えられますが、細部に於いては窓、切妻、レリーフ、ステンドグラス等各時代、各国の様式が巧みに採り入れられ、しかもアンバランスを生じない非凡な設計が施されております。
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泊まるホテルは温泉なので、こちらに入浴させていただくのはまた今度。
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諏訪湖畔公園
昔は、、んーー20年くらい前かなー諏訪湖のまわりは葦に覆われて、なんか怖かったイメージなんだが、いつのまにかこんなに開発されていたんか?!
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サイクリングコースとして自転車専用道路がある区間は三分の一くらいだが、一般道路やジョギングコースと併用も含め、2023年には一周できるようになるようだ。
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諏訪湖間欠泉
諏訪湖間欠泉は観光用なので、あまり見学する気になれない、、、
温泉堀削中の昭和58年に噴出した間欠泉は高さ50mまで自噴していましたが、やがて止まってしまいました。現在はコンプレッサーで圧縮空気を送り、噴出させています。5mくらいの高さになっています。
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なんでも中止にしよってからに。観光用でも見たかったのが本音ww
この日は、お昼が遅かったため、お腹が減っていなかったので、コンビニでビールとつまみを買ったのみ。
おしまい
2日目は
「峠の釜めし買って、小説嶽神の舞台諏訪湖の城、高島城と桑原城にいかねぇ?」です。
https://note.com/preview/n786ecbdbecad?prev_access_key=39701da68b62a12a0306fb58095ed28a