性癖について回顧録

最近自分の性癖に向き合っているので、自分の過去の事を考える時間が増えています。

性癖は一体どこから来るものなのか、と考えた時、自分は経験が最も大きいと考えています。性癖に影響を与えるような経験は人の数だけあると思いますから、せっかくなので自分の経験を記しておきたいと思います。

思い返してみると、あの経験は確実に性癖に影響しているなというものがいくつかあるのですが、今回は今日、川辺を散歩していたら思い出したことを書きます。

私は小学生の時、科学的にチンパンジーの方がDNA的に近い存在だったのですが、なぜかエッチなことには全くと言っていいほど興味がなく、同級生が体育の時に発育がいい女子のおっぱいの揺れを見て喜んでいたり、妊娠して休職する音楽教師がいると盛り上がったりするのが全く理解できず、何が嬉しいねんと本気で思っていました。
だから今のように女性と話す時にキョドったり勃起することもなかったので、普通に女の子と友達になれていたんですね。
というか、男と女の違いを全く認識していなかったんだと思います。
それでたまたま家の方向が同じでよく一緒に帰っていた女の子がいました。
ただその子は傍若無人で極めて理不尽だったため、よく手を出してきたからそのたび喧嘩になったのですが、(ドッチボールと同じ理論で首から上はお互いになしです)ミドルキックをキャッチしてそのまま押し倒した時と、いきなりカンチョーしてきたからカンチョーし返した時だけ妙に強めに怒られたのが不思議だったのを今でも覚えていますね。(今思えば絵面がやばすぎるので怒る大人の気持ちはわかります)
そんな感じの子だったんですが、ある日のこと、田舎特有の車が通れなくて滅多に人が通らないような高さ2メートルくらいの小さな舗装された川の橋で、なんかものを落としてしまったか何か理由は忘れてしまったんですが、その子が橋の下に降りちゃったことがあったんです。
降りる時はブロックに沿って滑れば多少の衝撃はあれど下は土なので大事無いんですが、上がるとなると小学生の筋力なので話が変わってきます。
上に戻るためにいろいろ試すのですが、一向に上がれず、自分も上から引き上げるように協力するも1時間経ち、2時間経ちとなっているうち、やがてその子はパニック状態のようになってきて、もう戻れないんだ、ここで死んじゃうんだ、と泣き叫び始めてしまいました。
私はそれを見た当時としては本気で心配しているように見えていたはずだし、励ますような言葉をかけていたはずですが、今思うと性癖が萌芽した瞬間でした。
ガチ泣き萌え、と整理できそうなものですが、あれはそれほど単純なものではない。
彼女は本当にここで死んでしまうと思っていたので、本当にすごい泣き方だったんですよ。
死にたくないと泣き叫んでいる人間を実際に見たことは後にも先にもあの時だけです。
誤解してほしくないのは、よく喧嘩していたとはいえ当時としても嫌う気持ちも全くなかったので、仕返しの意味合いは全くありませんでした。
その後は大人に助けてもらって大事なく普通に夕方に帰宅しました。
分析しようとしてもよくわからないままなのですが、間違いなく性癖に影響していることだけはわかる、そんな記憶でした。

余談ですが、最近ツイッターでショタで抜いているのにホモではないとおっしゃっている人をよく見かけますが、僕が高校生の頃、おとこの娘で抜いていた男に同窓会で卒業以来あったらゴリゴリの彼氏の写真を見せてきてこの後2次会2人でどうやと誘われたことがありますとだけ言っておきます


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