スタジオジブリ最新作、なんなんだ、君たちは。を見てきたので感想を書きます
スタジオジブリの最新作、君たちはこの先生きのれるかを見てきたので感想を書きたいと思います。
結論から言うと、五等分の花嫁∞を見てください。という短文で表すことができます
製作委員会方式ではないなどの前評判からして、宮崎駿さんのやりたいことをとにかくやってもらいました!みたいな雰囲気を出していたので、がっかりすることは100も承知でいつつも、駿さんが全裸で説教してくれるならば、2000円など安いものである、という気持ちで2000円を払って仕事をほっぽり出して映画館に飛び込んだわけです。
本当に何からなにまでよくわからない作品でした。
全裸の駿さんがいるわけでもなく、(幼児の駿さんはいたかもしれません)鋭いむき出しの思想があるわけでもなく、かといってエンターテイメントとして優れているわけでもない。
話の流れをざっくり言うと、必然性が弱い情報が一時間くらい流れ、ようやくウサギの穴に落ちたな、ハートの女王を倒しに行くのかな、と思いきやそういう山もなく抽象的に物語が進んでなんとなく終わる、そういう話です
話のおもしろくなさもしんどいのですが、その冗長さの裏に作劇上必要な要素やシーンを精査していくような工程が存在しなかったんだろうなというところが見えてしまって、まぁ確かに誰も意見できる人なんていないよな・・・という楽屋内を想像できてしまうところが一番しんどいところでした。
中でも本当によくわからなかったのが、鈴木敏夫さんがおそらく高畑さんをモデルにしていると考えられるキャラクター、と表現していたキャラがいるのですが、彼はそもそもファンタジーを真っ向から否定していたはずだし、後継人を探しているというのは駿さん自身がの見たいと思っているだけの幻なのではないか?と思ってしまいました。
いろいろ感想はあるかと思いますが、僕の中では最低評価だったので映画館でみるほどでもないと思うというのが正直な感想です
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