日記:声と空気

「THE IDOLM@STER M@STERS OF IDOL WORLD!!!!! 2023」のDay1に行ってきた!!!!!

アーケードゲームからはじまり今年で18年になるというアイドルマスターシリーズで、全部で5つのブランドが勢揃いするというライブ。自分は5つのうちシャニマスというブランドにハマってライブに何度か通っているのだけれど、他はほとんど知らない。できるだけ予習をして臨もうと思っていたけれど、あまり余裕がなかったこともあって、歌われる可能性が高そうな楽曲に絞って聴いていた。あとは、声出しありのライブもほとんど経験がなくて、シャニマスの曲もコールは全然わからない。まあでも周りに合わせればいいかと思って臨んだ。

結果、とても楽しかった。声援があると盛り上がりをより感じられて、知らない曲でもより楽しめるような気がした。ライブを観ているときは、さまざまなところから情報を拾っていると思うけれど、そのソースがひとつ増えることで、楽曲やアイドルに対して込められた感情がよりわかりやすくなったような。「観客側の視点」という情報が増える。例えると、サッカーが好きな人とサッカーを観ていると盛り上がるポイントがよりわかるみたいな感覚だろうか。別に解説を聞いているわけではないのだけれど、着目すべき点がわかると結構楽しい。

普段はなかなかステージで一緒になることがない出演陣が集うこともあって、あるブランドの曲を別のブランドの人が歌う、みたいなことにも期待があった。どういう形で見せていくのかは気になっていたのだけれど、1番をオリジナルのユニットで歌い、2番でさらに別ブランドの人が登場して歌うという演出になっていて、元々のパフォーマンスと合同ライブならではの楽しさを圧縮して両立させていてすごいなと思った(前回の合同ライブでもそうだったのかもしれないが)。また、男性アイドルの曲を女性アイドルが歌ったり、その逆もあったり、男女混合で歌ったりというパフォーマンスもとても楽しかった。断片的に知っているアイドルのパフォーマンスや楽曲を浴びて、その背景をもっと知りたくなったり、聴きたい曲が増えたりもして、アイドルマスターというコンテンツの奥深さを覗いたような思いだった。アイドルの背景を追っていたり、楽曲を聴き込んだりしているほど、披露されるステージから受け取る情報量も多くなるはずで、知れば知るほど大きなものが返ってくる、そんな楽しさを知ってしまったら深みにハマっていくしかできないのではないだろうか。自分もその深淵に足を踏み入れる直前まで来ている気がする。甘美な誘惑。

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