日記:細かすぎて伝わる
昨夜、日記を書き終えてから眠りについたのがおよそ3時ごろ。それから7時ごろに一度目を覚ますも、休日の特権として二度寝に耽ることにして、再び夢の世界へ。11時ごろに目を覚まし、ブランチ(というかもう殆どランチ)を摂ったものの、暫くすると眠気に負けて14時ごろに午睡に落ちてしまう。そして目が覚めたら17時であった。
どれだけ寝たら気が済むんだ。
普段の睡眠時間は6時間ほどで、特に短いという訳ではない。それでもこうして休日になると眠くなってしまうのは、睡眠の質だったりが関係しているのだろうか。
そういえば、寝る直前にPCやスマートフォンの画面の明かりを見つめていると眠れなくなる、ということがあるらしい。画面から出ているブルーライトが目に入ると、体が日中だと勘違いをして寝つきが悪くなるのだとかなんとか。真偽のほどは知らない。そもそもブルーライトってなに?調べてみたが光の波長のような話がでてきてよくわからない。
自分は寝る直前に日記を書くことが習慣になってしまっているので、この言説には真っ向から反している。日記を書く時間を変えるべきかもしれない。予め書いておいて、寝る直前になったら投稿するようにすればよいだろう。そうしてみようかな。今日はもう遅いけれど。
それでも最近は寝つきの悪さを感じていたので、通販で睡眠導入剤を購入してみた。眠れなさそうな日にはこれを飲んでみようと思う。ちなみに今日はとても眠い。11時間も寝ているのにね……。寝るのは好きだけれど、それはそれとして出来ることが減ってしまうのは嫌なんだよな。ただでさえうまく使えていない時間が、さらに目減りしてしまう。とりあえず、睡眠を改善することで行動時間が増えるのならば、これほど嬉しいことは無いので、いくつか試してみてもいいかもしれない。
ネットで薬が購入できるようになったのはいつ頃だったか。
第一類・第二類医薬品がネットで販売できるようになったのは平成26年のことらしい。平成26年っていつだ。2014年らしい。結構前だ。
昔、自分が寝つきが悪くて同じように睡眠導入剤を購入しようとした折には、それが第二類医薬品で、店頭では薬剤師の方がいないと販売してもらえなかった記憶がある。しかしその時も2014年以降だったと思うので、ネットで買えばよかったんだな。第二類医薬品の場合は専門家による情報提供は努力義務とのことらしい。
朝(というか昼)、起きたら知人から「かぐや様の新刊良すぎた」との連絡が入っていたため、「読む」と返信し、電子書籍で購入した。読みたいと思った時に読むことができる利便性は何物にも代えがたいが、簡単に購入できてしまうことが安易な散在につながりかねないという危険性も孕んでいるので注意して扱わねばならない。自分はそうやって軽率に購入し未読のまま積んでいる本がタブレットの中に大量に眠っている。
いや~~よかったですね……。ここ最近は結構物語に動きがあったので、正直それを越えることはしばらくないのでは?と思っていたけれどそんなことはなくて、ひとつの変化が波及して更なる変化をもたらしていく。人が変わるのならば、自分も変わらなくてはならない。その焦燥は、時間に限りのある学生ならば尚更である。物語は、そうした変化の一つ一つに決着をつけるようにして、そのスピードを加速させていく。
しかし現時点でも結構いろんなストーリーラインが進行していて、終盤に差し掛かった感がある(と勝手に思っている)ものの、まだまだ語るべきものはたくさん残されている気もする。先が気になる……。
この作品は現代の流行を素材として取り込むのが上手いなあと思う。23巻に出てきたdiscord(単語の登場自体はそれまでも何度かあった)やAPEXだったり、それ以前にもYouTubeの配信だったりASMRだったり、それらが結構細かい部分に至るまで言及されている。作者の赤坂アカ先生が原作を担当している『押しの子』でも、芸能界の事情やSNSの空気感が細かに描写されていると感じるし、そういう描写がその世界で生きている人の息遣いを感じてとても嬉しくなる。
自分は芸能人ではないし、discordやYouTubeやASMRの文化にもそこまで明るいわけではないので、そのような描写に身をもって共感を示すことはできないのだけれど、その世界における「あるある」のような表現を見ると自分の知らない世界を知ることができたようで嬉しい。この分野に身を浸している人は、こういう視点を持つのだなという知見を得ることができる。「細かすぎて伝わらないモノマネ」で360°モンキーズの杉浦さんによる野球選手のモノマネを、野球は知らないけど笑ってしまうような感覚。そのジャンルを知らなくても、「それっぽさ」が伝わることで感じる面白さはある。
驚嘆すべきは、赤坂アカ先生のその知識の多彩さである。『推しの子』についてはインタビューで個人的なツテによる取材が多いと語っていたけれど、そのようにして情報を集めているのかもしれないし、普通に細かい部分を拾い上げる感性が鋭いのかもしれない。
次の巻も楽しみだ……。
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