日記:世界に浸る
ライブが終わって明くる朝。余韻に浸って心地よい日々。ずっとコメティックのことを考えていた。「平行線の美学」がかなり好き。
しばらく日記を書いていなかった間、しかし何もしていなかったのかと言われるとそうでもなく、最近ようやくアーマードコア6をクリアできた。正確には、3周してエンディングをすべて回収した。
超面白いのでプレイ環境があればぜひみんなやってほしい。フロムソフトウェアのゲームは高難度で有名だが、そのぶんクリアしたときの達成感はひとしおである。そしてこの作品はリトライ性がかなり高く、負けてもすぐやり直して試行錯誤できる。レベルの概念はないが、装備を組み替えることで敵と相性の良い構成を見つけると攻略が途端に楽になる。地上戦が得意な相手には空中の機動に優れた機体、攻撃の激しい相手には重厚な機体やあえてスピード特化で躱す機体など……強力な構成で挑むのもよいし、自分だけのこだわりを貫くのもよい。ゲームバランスも絶妙で、挑んでいくうちに活路が見出せるようになっている。すごいぜ……。楽しかったのでもっとやりたい。とりあえずはいま持っているダークソウル3をやろうかな……。
ちなみに私は四脚で両手にガトリング、両肩にニードルランチャーを積んでほとんどのミッションをクリアした。ゲームがそんなに得意なほうではないので、好きな武器で戦うというよりは、強い武器を好きになっていくというスタイルだった。
ゲーム性としてはそんな感じで大変満足で、そして自分が一層アーマードコア6を好きに思うのは、魅力的なキャラクターとストーリーにその重点があるように思う。Twitterを見るとちらほらとファンアートも流れてくる。しかしアーマードコアシリーズには人間の外観はまず登場しないので、それらは概ね妄想の類である。それでも多くの人を妄想に駆り立てるほどに、登場人物たちが魅力に溢れている。
しかし決して多くを語るわけでもないのがフロムソフトウェアのゲームの特徴でもある(らしい)。考察の余地を残すことで、世界への没入感を高めてくれる。謎を残す部分も多いのだけれど、それゆえにいろいろ考えるのも楽しくなってくる。ルビコンでの物語を……もっと知りたいな……
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