『サブマリン』伊坂幸太郎
👨あらすじ👨
家庭裁判所調査官の武藤は貧乏くじを引くタイプ。無免許事故を起こした19歳は、近親者が昔、死亡事故に遭っていたと判明。また15歳のパソコン少年は「ネットの犯行予告の真偽を見破れる」と言い出す。だが一番の問題は傍迷惑な上司・陣内の存在だった!読み終えた瞬間、今よりも世界が輝いてみえる大切な物語。
👨感想👨
今回も『チルドレン』に続きギャグ満載のコメディタッチの作品かと思っていましたが、めちゃ繊細なお話でした。
少年犯罪ってむずかしい…
罰を与えられない代わりに、更生に向けて励んでいく。
いろいろな少年がいる中で家裁調査官の武藤はまっすぐに少年と向き合い、陣内もそうかと思いきや、思わぬ角度から切込みを入れる!
周りは予想もつかない陣内の暴走に辟易するも、そこには大きな愛が確かにある。
陣内面白すぎるので、自分の職場にもいてほしい笑