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『風立ちぬ』

エンディングのユーミンの歌で堪えていた涙腺崩壊。
昔の恋は命懸けだったんだな。
あんなに誰かを深く愛したことも、愛されたこともないから、自分が生きていていいのか、わからなくなった。
価値があるのかなって…
もっと、前向きな感想が書けたらいいのだけれど、涙が邪魔して、書けない。

もう、二度と戦争なんて、してはいけない。
死ぬためだけの飛行機なんて、作ってはいけない。
私達の日々の進歩は、そんなもののためにあるんじゃない。
たとえば、それは今でいう、コロナのワクチンだとか、治癒だとか、人々が明日もまた、愛する人に自分の笑顔を見せるためにある。
なおこのように、自分の短き美しき時を悟って、サナトリウムなんていかないように、愛を引き裂かないために、テクノロジーの進歩はあるんだ。
それだけは、忘れちゃいけない。
世界から戦争が消えることはない。
そんな、日は簡単に来ない。
でも、なにかを見失いそうな時は、この作品を、ジブリを観れば、きっと踏みとどまれるはず。
だって、私達は明日をも生きねばならないのだから。

『風立ちぬ』


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