布は触れないと、はじまらないよね|イベント出展の感想 その1
3日間の日本ホビーショー、無事終わりました。
来場してくださったみなさま、本当にありがとうございました!
3年ぶりに、入場制限を設けて開催されたハンドメイドイベント。わたしたちにとっては初出展でした。
ゆったりとした空間は、主催者さん、そして多くの出展者さんにとって、例年よりも大変な面もあるかと思いますが、お客さまの気持ちになってみると、贅沢なここちよさがありました。
そして、ふだん、インターネットのみで生地を販売する私たちにとっては、お客さまに会えるというのは、とっても貴重で贅沢なことです。
言葉にすると、
ありきたりな表現になってしまうのがもったいないくらい。
ほんとうに心の底から思っているけれど、
どうしたら伝わるんだろう。
というくらい、何度も何度も思っていることです。
どうしたら伝わりますか (笑)( ´艸`)
そんな貴重なイベントで、思うことが多すぎて、感想を3回に分けて、お送りします!
(THE 備忘録)
1回目は、
「やっぱり生地は、触れないとはじまらないんだな~」
を実感したというお話。
”材料を売る”
というのは、仕上がり品を売るよりも、
一見お手軽に見えて、
実はとってもヘヴィーなことだとわたしたちは思っています。
同時に、お客様の作る時間もいただくからです。
だから、商品を開発するとき、ひときわドキドキします。
そして、
お客様にとっては、作る時間をかけるものだから、材料選びはほんとうに真剣です。
会場マップの当店の場所に印をつけて、
「購入を迷っているから、生地見本サンプルをもらいにきたの」
とおっしゃってくださったお客様
当店の無料型紙は何度か使ったことがあったけど、生地の購入はしたことがなくて、
実物を見て
「写真でみるより色がきれいね」
と感動してくださったお客様
きほんのパンツの型紙を買ったんだけど、
合う生地はどれなの?と質問をくださったお客様
ギャザースカートの形がきれいで大のお気に入りなんだけど、よりレギンスにまとわりつかない生地はどれなの?
とご質問をくださったお客様
オックス生地を買って、パッチワークキルトを作ったけど、完成させてみたら、もう少し薄い生地がよかったかも?
とローンに触れて納得してくださったお客様
※このパッチワークキルトは、感動ものの大作でした^^
展示ブースで生地に触れるとき、
頭の中で、一度仕立ててみる、みなさんそういった表情をしています。
それを間近で見て、
「やっぱり生地は、触れないとはじまらないよね」
と実感しました。
普段インターネットのみで販売している私たちにとって、イベント出展は、とっても気合とパワーがいることだけど、思い切って出展してほんとうによかった~~!
と。
長く愛着を持って着れる、自分だけの服を仕立てることを楽しみにしているお客様
布小物作りをお仕事にしているハンドメイド作家さん
ソーイングが趣味でお孫さんやお友達へのプレゼントに楽しみを感じていらっしゃるお客様
育児の合間に、お子さんにお洋服を仕立ててあげているママさん
お客様にとって大切な一枚だったり、
大切な人の手に渡る何かだったり。
そういうものを仕立てるお手伝いをさせていただいているので、
もっと、皆様に直接触れる機会を作っていきたいなと思います。
ホビーショー3日目は、
これでもかというくらいどしゃぶりの雨。
国際展示場は大きすぎて、雨の音が聞こえなかったけど、帰り際の雨を見て、そんな中、足を運んでくださったんだな、と、また感謝の気持ちでいっぱいになりました。
おうちに帰って生けた、感謝のお花。
会場に飾っていた
フランネルフラワーは、一輪挿しで添えました。
布みたいで、触るととっても気持ちいいお花です。
ご来場くださった、みなさま、
ほんとうにありがとうございました。
引き続き、ステキなG.W.が訪れますように♡
BY nunocoto fabric