大人服作りの壁を乗りこえる「洋裁百科」〜あなたにもっと早く出会いたかった〜
こんばんは、nunocoto fabric広報担当のかわいです。
洋裁をはじめて、6年、どうしても埋められない溝がありました。
それは、子ども服作りから、
さて、そろそろ大人服作りにチャレンジするかな、というときの、作り方の難しさ。
難易度が上がるというより、
大人服の本となると、とたんに、説明が省略されることが多くなり、はじめて作る形に、戸惑うことが増えるんです。
「真っ直ぐぬいの〜」
「かんたん〜」
「初心者さんの〜」
ではない限り、
「ダーツを寄せます」
と、さらりと書いています。
ギャザー、タック、バイアステープまでは、
なんとなく縫えますが、
ダーツは、詳細を教えてほしいなぁ
みたいなことが、多々あるのです。
ちなみに私がよくつまずくのは、
スタンドカラーの付け方。
最近人気で、定番のデザインになりつつあり、何度か作っているのですが、その度に
「詳しい作り方の解説、たしか子供服本のどれかにあったなぁ〜」
と、別の洋裁本のページを探し、それが見つかったり、見つからなかったり、YouTubeをみたりと、ちょっとバタバタしていました。
ところが、先日、
この悩みを解決してくれる1冊の本に出会いました。
その名も、
「洋裁百科」です。
先日、人生ではじめてピンタックブラウスを作ったのですが、その時はもう、ほんとうに大活躍!
・ダーツの寄せ方
・スタンドカラーの付け方
・ピンタックの作り方
3つの項目でお世話になりました〜。
例えば、ダーツの縫い方では、こんな感じで、全ての工程をイラスト付きで解説してくれています。
それだけではなく、
薄手で透ける布の場合はどうしたら良いか?
についても丁寧なイラスト付きの解説があり、ローンで作っていたので、とっても重宝しました。
最難関のピンタックについては、
一度、タックを寄せる前に裁断してしまうという、大失態をやらかしましたが(汗)
あらためてこの本を見て、正しく作り直すことができましたv
お決まりの、うっかり…orz
(布が余っていたのが、せめてもの救いです)
ピンタックの型紙は、タックを寄せてから、
裁断するサイズになっているのが基本のようで、ここは、通常のタックとは、大きく違うところ、なのね〜〜〜と、またひとつ、洋裁の奥深さを知りました。
中途半端に知っていると、先入観が、じゃまをする、なんてこともあるんですね〜
新しいことをやるときは、一度、初心にかえるようにしよう〜♪
全項目、巻末にインデックスがついているので作りたいアイテムのページに出てきたキーワードで調べられるのが、とっても便利です!
スタンドカラーのような特定のデザインの方法についても解説がありました!
私がいつもつまづいてしまうこのデザインですが、ここまで丁寧に解説があると、安心です。
いままで、赤ちゃん服作りから、幼児、子供服、そして大人服作りにチャレンジしてきたけど、
もっとこの本に早く出会いたかった〜
と心から思った一冊でした。
これから大人服作りにチャレンジしたいという方に、ぜひおすすめです。
いざというとき、必ず助けになる
いつも側に置いておきたい洋裁のお供。
「ありがとう洋裁百科」
これから長い付き合いになりそうです。
ちなみに、
今回作った服は、
moiponさんの著書
「Joy of Sewing さぁ、縫おう この手で仕立てる嬉しい服」の、ギャルソンブラウスでした。
ビビリーなので、タックの幅は2倍、そして、一度裁断を失敗したので、布が足りず、タックの数も、控えめに調整し、なんとか事なきを得ました。
(セーフよりのアウトと思いきや、アウトよりのセーフになんとかおさまった ホッ)
何事も、はじめてって、そんな感じです。笑。
使用した生地は、
「しずく」の 100%コットン ローンです。
ローンは、夏のブラウスにぴったりの生地。
と〜っても涼しくて着ていただけますよ。
BY nunocoto fabric