夢中遊行
夢というものは昔から不思議なものの代表である
少しでも意外なことに遭遇すれば
こらは夢ではないかと疑うほどである
そうかと思えば、現実と思える森羅万象が見えたり
そうかと思えば、また奇抜や魔訶不思議な場面がいくつも訪れる
参考文献 ドグラマグラ より
このように夢について、
この小説の物語は夢についての文献が多く出てくる
この小説を読んだものは、一度は精神に異常をきたすとうたわれた
日本三大奇書の一つである
私もだいぶ異常をきたしてきたのか
友人が車を止めているのにもかかわらず
自宅のゴルフ練習場にてフルスイング
ボールが単管に跳ね返り
見事車に命中したのであった
どうもヌノタケ電気です。
夢というものは
人体が眠りについているにも関わらず
その他細胞は活動している
その細胞たちが神経を刺激し、それが脳髄へと伝わり夢となる
神経と刺激、すなわち記憶の連鎖とも言える
例えば、どうしても会いたい人がいるとする
眠りにつく前、その娘を強く思い浮かべてみる
そして眠りに落ちた後、その官能的な刺激だけが眠り残っていれば
それは、彼女に会いたいという気持ちの細胞が
会いたくても会えないというじれったい気持ちを象徴させ夢となり
結果として記憶の中からその子を思い浮かべた光景が夢をめぐるのである
しかし、やっと彼女に合えたとなれば
そのじれったい気持ちはなくなり、夢もまたそこで記憶とともに終わりを迎える
そしてまた別の場面へと移り変わる
この何億何兆という細胞は
勝手気ままに記憶を重ね合わせ
全く辻褄が合わないようなことも夢ではよく現れる
その記憶のつなぎでは
適当な情景や、また人間の恐怖心から
魘される事が起きたり、途轍もなく高い場所を歩くなど
場面を二転三転させる
子供のころの寝小便もいい例である
あれこそ夢が脳髄ではなく細胞が支配する記憶を
勝手気ままに脳髄へと伝え
あたかも便所や立小便をするかのような夢へと誘う
このように細胞意識が変化することに
その夢の本質は異なってくるのであり
あのハーレムのような夢の続きを見るためには
細胞レベルで脳髄を騙さなければならない
最近、寝付きと睡眠の質がとことん悪い私は
ある実験を試みている
それは、いち早くこれが夢だと理解し
その夢の内容をコントロールできないかと
気づくと時計は4時を回っていたこともあったが
一週間に一回程度で夢の続きと
内容をある程度先回りし、理解することができた
その記憶もまた曖昧なところも多いが
何故か浮気している場面で、嫁さんに見つかるか見つからないかの瀬戸際の夢を
これは夢だから、こんな状況は絶対あり得ないと魘されながら理解する
そのあと、結局見つかってしまうのだが
それは夢だと先に理解しているので、
なんだろう、離婚して子供に合えない夢での事実も
夢の出来事として目を覚ますことが出来るのだ
結局なんだといわれる方もいるだろうが
この特訓で私は、あの夢の移り変わる訳のわからぬ場面を
繋ぎとめることができるのではないか
一つのストーリーとして
一晩の夢を楽しめるのではないかと
そして、凹みの板金塗装代5万円の事実も
夢ではないかと期待して明日の朝を迎えたいと思うのであった
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