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Stray Kidsがいる。

毎朝起きて、とりあえずスマホをチェックする。
そしてタブレットを開くと、サブスクの音楽サービスかYouTubeから必ずStray Kidsが流れてくる。
それはそうだ、プレイリストに入っているから。

いつのまにか、毎日どこかに彼らがいる。
耳に流れてくる音楽も、部屋の片隅にある山積みのCDも、ほとんど彼らのもの。

明日も同じだろう。たぶん。

そこに、Stray Kidsがいる。



すべては2017年の年末に、当時K-POPで仲良くなった友達が、デビューから追っているアイドルが全員で再契約できずお通夜のような毎日を過ごす私に、

「一緒にJYPのサバイバル見よう!」

と言ってきたことから始まった。

でも、私はサバイバルが好きではない。
夢見る若い子たちが、傷ついたり苦しむ姿は見たくないから。年寄りなので。

一応、YouTubeで予告動画などを見たけど、サラッと流して年が明けた。

そして2018年、例の友達がある動画をおすすめしてきた。チャンビンとハンのマトリョーシカである。

ああ、この人を推すぞ…とすぐ思ったのが、今の姿からは想像もつかないほど当時カリカリだったソ・チャンビン。声とラップと目がとにかく好きだった。(ジソンくんも好きだよ)

それから狂ったようにサバイバルを見て、泣いて笑って、餅ゴリ(とエムネ)許さないが口癖になった。

9人でデビューできると決まったとき、例の友達はすでに飽きて他グルにハマっており、サバイバルを見てもいなかった。



5年前は、アルバムが何百万枚も売れて、京セラドームを満員にするなんて想像もしていなかったし、彼らもそうだっただろう。

2017年10月17日からここまで、本当にいろいろなことがあった。

ただのオタクである私ですら、悔しくて悲しくて苦しくて怖くて眠れない夜がいくつもあったんだから、当人たちの苦労は計り知れない。

オタクの想像を絶するような辛くて苦しい毎日を過ごしただろうし、今もそうやって生きているんだろう。

オタクの想像を絶するような幸せも受け取っていてほしい。あと、お金も。


変わらずそこにいてくれて、本当にありがとう。いつまでいてくれるのか分からないけど。



そんな思いを胸に、私のイル活(シリアル活)が終わりを告げます。お疲れさまでした。