見出し画像

Vol.27:ライティングに型は要らない。〜ぶっ刺さるコピーの2つのポイント〜



「ライティングは誰でもできる」
というのは、半分正解で半分間違いです


どうも!

ここ最近は四六時中ライティングについて考えているのですが、

ライティングって本当に「型はいらない」んだなとつくづく感じています。


たしかにライティングは型にはめた方が書きやすいし、行動心理の理にかなったコピーもたくさんありますよね。

ビジネスを始めた頃の私は、ライティングという世界に魅了されて

「セールスライティングって型があって、学んだら誰でもできるんだ…!!」

と、目をキラキラさせていたんですが、


ここ2ヶ月くらい毎日少なくとも5000文字を書いてコピーライティングと向き合っていると、

「型って、マジで要らないかも〜。」と思う瞬間が多々あります。


そりゃ、ある程度のライティングの流れとかは参考にしますが、実際に書いてみた時に、意外と型を意識しないで書いた方が、好感触だったりするんですよね。


なぜかって言うと、究極の話

人の気持ちが分かれば
刺さるコピーはできてしまうから

です。



「憑依型」ライティング。


わたしのライティングはちょっと特殊かもしれないんですが、

めっちゃ「憑依ひょうい型」のライティングだな〜と、自分でも思っています。


どういう事かというと、コピーを書く時、

ターゲット、または書き手の
心理状態に完全に憑依して書く

という事です。

憑依っていう言葉を使うと、なんか霊感や魂が乗り移るとか、そういうイメージがあるかもしれないですがw

まあ、あながち間違ってはいないですね。


簡単に言うと、「相手の気持ちになって書く」とか、「相手になりきって書く」という事です。


相手の気持ちを考えよう〜とかはビジネスの世界では当たり前のことかもしれませんが、

これを表面上に理解しているのと、本気で向き合おうとするのとでは、出来上がったコピーに雲泥の差が出ます。


この”憑依の深さ”によって、出来上がるコピーが刺さるか刺さらないか、って決まってしまうと思うんですよね。


ただ単に、なんとなく相手の気持ちを分かればいいかと言ったら、そう簡単なことではないのです。



圧倒的なリサーチの2つのポイント


だからわたしはコピーを書く前のリサーチを怠りませんし、

徹底的に心情を理解するために、自分からターゲットと直接話したりします。

このリサーチによって、結果的にいいコピーが書けるかどうかの判断軸は、わたしなりに2つあると思っていて、


① 商品・クライアント様に「惚れ込んでいる」か?
② お客さんの「本音」を代弁できるか?


これは、「超・最低限」必要な前準備だと思っています。


今すぐ使えるテクニック!とかではないですが、

これについて、すっごく大事な事をお話しします。

これから自分の商品を売りたいとか、ライティングの案件を貰いたいという人は、今から言うことをぜひ参考にしてください!




① 商品・クライアント様に「惚れ込んでいる」か?


特に①の「商品・クライアント様に惚れ込んでいるか?」というのはめっちゃ大事にしていることで、

要は、たとえば「ライティングスクールのLP」を依頼された時、

「え、このスクールめちゃめちゃよくない…!?ここもここも、ここも良いし、他のスクールじゃなくて絶対にここがいいやん!ぜひ、多くの人に紹介したい!!」

っていう状態になっていることです。

なんならわたしの場合、自分がそのスクールに申し込もうか?という寸前まで惚れ込みます。(買う時もあります)

そこまで?って思うかもしれないですが、もしこの状態になったら、ライティングに気持ちがめっちゃ乗るじゃないですか。笑

普通に考えて、たとえば自分が食べて超おいしくておすすめしたいラーメン屋さんがあったら、友達の話を遮ってでもおすすめするし

好き!!っていう気持ちが溢れちゃうみたいな。

その感じが結構大事で、不思議な事なんですが、

文章って同じ言葉に見えても、書いた時の雰囲気が丸ごとアウトプットされるんですよね。

この良さを、全身全霊でわかってもらいたい!!!

という感じで書くのがポイント。


コンテンツ販売をやっている人で、自分の商品を売る時ももちろんそうですよ?自分の商品に、自分自身が一番惚れ込めば、

ライティングの型やテクニックなんて使わなくても、ぶっちゃけ売れてしまいます。


② お客さんの「本音」を代弁できるか?


それから、②の「お客さんの本音を代弁できるか?」もかなり重要で

意味はそのまんまなのですが、

さっきリサーチで「商品を買うこともある」って言ったじゃないですか?


あれはここにも繋がってくるんですが、

要は「消費者の擬似体験をしよう」ということなんですよね。


商品リサーチを徹底的にしていると、なんとなく「この市場のお客さんって、こういう悩みを抱えているんだな…」とかが分かってきます。

それに追い討ちをかけるように、お客さんと直接話したりすると

・本当は「金」のことが一番気になる
・周りにできる人間だと思われたい
・やる気はあるけど実は継続が苦手
・恥ずかしいから失敗したくない

とか、めっちゃ本音の部分を聞けたりするんですよね。

で、「その気持ち、わかるわ〜!!」という次元まで行くと、

完全にお客さんの気持ちに憑依して、本音も含めて自然にライティングへ落とし込むことができます。

もうね、それをどんどん書いていったら自然に欲しくなるんですよ、別に変に気取った表現をしなくても。笑

特に、「〇〇したくない」というマイナスの感情と、「〇〇したい!〇〇になりたい!」というプラスの感情をバーーーー!!って書き出すと、めっちゃよきです。



ライティングは日々の努力の積み重ね。


「ぬんさんは、感覚派なんですね」

と言われたらそうなんですが、ただ感覚でなんとなくやっているわけではなくて。

普段から周囲をみた時に、「これはなんで良いと思ったんだろう?」とか「これを使う人の気持ちって、どうなんだろう?」とか考えながら生きているので、

思考も鍛えられていますし、それが自分の「感情のデータ」として蓄積されているので、割と再現性はあったりします。


冒頭で

「ライティングは誰でもできる」
というのは、半分正解で半分間違いです

と言ったのは、「ライティングは型さえあれば楽勝だ」と思って欲しくなかったからです。


最低でも、こういう”緻密で繊細な”感情を読み取る「努力」は、必要だよねっていう事を、お伝えしたかったのです。


でも、やれば当然、誰にでもできます。みんな、やらないだけです。かなり泥臭いし、地味ですしね。笑


これは大袈裟な話ではないのですが、

こういう心理の理解を特訓して、人の心を動かせる文章を書けるようになったら、

マジで生きるのに困りません。


物を売るという視点ももちろんそうですが、人を動かすという意味ではライティングの可能性は無限大なのです。

「もう今さら…」

って思っているかもしれませんが、遅かれ早かれライティングは必要ですし、学んだら色々な世界が見えるようになって、本当に楽しいですよ。


ではでは。

今日の記事が何かのお役に立てればとっても嬉しいです!


昨日も上げさせていただきましたが、

私が今ゴリゴリお世話になっている、だいちゃんさんの「ライティングモンスター」の公式LINEを貼っておきますね ♪

普通にめっちゃ勉強になるので、ぜひ覗いてみてください!

それでは、またあした〜✨

いいなと思ったら応援しよう!