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page7 うどん

その本はおもしろいのか、と彼は聞いた。おもしろいとは一体、どういう意味だろう。彼の興味はどこへ向かい、どこで立ち止まり、どこを掘るのだろう。私たちはかけうどんが出てくるようなスピードで恋をして、しっぽくうどんが冷めるような早さで別れた。最後の質問に答える機会は、二度と来なかった。
(小説『ひやかけ』より)

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小説の一部を切り抜いてみれば、想像力がムラムラします。

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