リモートワークが、そんなにすぐには実現しない理由。その2
2021年4月、3回目の緊急事態宣言です。そして、
さらなるリモートワークの推進
同じタイトルで前回主張したのは、リモートワークってお金と時間かかるから前から準備してた大企業か技術リソースがそろってるIT系じゃないと、ということでした。
前回のヤツ→ https://note.com/numlocknote/n/n114a88e64946
しかし、最初の緊急事態宣言から1年経ってちょっと気が付いたこともあります。
金が有るか無いかにかかわらず、技術系のスタッフがいるかいないかにかかわらず、できないところはできない理由があるように思います。
机の上に紙がある会社は無理
ですね、多分。逆に机の上に紙がないなんて、見たことない人には想像もできない風景なのではないかと思います。
それは恐らく、そもそもの業務の生産性(ってなんだという話はコンサルの人に聞きましょう)から見直さないといけない状態かもしれません。
例えば、会議の時に資料プリントアウトして配ってる、とか
例えば、メールはあるがチャットはない(個人のLINEだけ)、とか
例えば、経費精算が領収書原本必須で書類に貼付け、とか
例えば、ハンコついて提出する紙の申請が年に10回はある、とか
例えば、出退勤がタイムカード、とか
例えば、Windowsのログインがローカル、とか
#ドメイン(AD)が無いっていう意味です
それってそんなにまずいの?
って、アナタの会社の経営者が思っているようなら、怖いですね。
リモートワークができないってことがマズイのではなくて、
生産性が低いままな状態が放置されてることが危うい。
不動産関係の業界とか、そもそも法的に無理な業界はさておき、
製造(工場)とか運輸とか接客とか、人間のフィジカルが直接サービスする業界もさておき、
リモートワークが、本当はできるのにできない
と感じている皆さんは危機感高いのではないでしょうか。
そりゃもうリモートワークがどうこうではなくて、うちの会社ヤバい
っていう、漠然とした不安が膨らんでませんか?