【先行ワンキル】フェローチェワンキルで気持ちよくなろう!
はじめまして!初めてnoteを書いてみました!
普段PTCGOもしており、時々使ってるフェローチェワンキルについての構築やあるあるなどを書いて、少しでも魅力を伝えられたらなと思いました。
フェローチェワンキルとは
まずフェローチェワンキルとは、フェローチェGXのファストレイドという技で先行1ターン目に目の前のポケモンを倒すことを目標にしたデッキです。
ジムバトルの待ち時間など隙間時間にPTCGOで使うのがBEST!
よくジムバトル始まる前に椅子に座ってPTCGOでフェローチェワンキルを使って待っています!
また、フェローチェGX以外にもラティオスEXが同じ技を持っておりこちらは威力が10大きいです。
ただビーストエネルギーというウルトラビーストの技の威力を+30上げるエネルギーがあるため、ラティオスEXはマーシャドーGXやミュウツー&ミュウGXでの技マシンとして使い弱点を突く使い方となります。
先行ワンキルは回すと楽しくてたまに紙で1人回しすることもあるくらい楽しいです。
また決まったときの爽快感がたまらなく一度やってしまうと戻れないそんな感じのデッキです。
構築について
まずはデッキレシピです。
フェローチェワンキルでも構築は様々ありますが僕はこの構築を利用しています。特徴的なのはキャンセルコロンを採用しているところです。
採用理由についてはこくばバドレックスやレジドラゴVSTAR、LOなどで見かけることが多いがまんのかべソーナンスへの対策です。
前はキャンセルコロンを採用していなかったですが最近では後0ソーナンス出されるのが増えて、先行を取っても勝てないことが多くなりました。
ソーナンスがいてもアンノーンの特性おきてがみが使えるので、これを利用してキャンセルコロンを引きにいく構築にしました。
次に採用カードについてです。
ポケモン
フェローチェGX
アタッカーはこのポケモンのみ
ガラルジグザグマ…4
回収ネットなど回収系を利用して威力を底上げ
タマタマ
特性ぞうしょくによりクイックボールのコストとして利用
ヒスイオオニューラ
どくさいみんこうせんと合わせて+30底上げ
アンノーン…4、ヤレユータン、デデンネGX、クロバットV
先行で回すため必須なカード。アンノーンはがまんのかべを貫通しつつレスキューキャリーで再利用が可能
ちなみにスカイフィールドによってちょうど9匹並ぶ構成なのでこれ以上の採用は無し
トレーナーズ
トレーナーズポスト…4、じてんしゃ…4、おとなのお姉さん
引ききることを目的とするため採用
バトルVIPパス…3
1枚で2体出せる強力なカード。手札次第ではガラルジグザグマを出すこともある。
個人的にスタンでは禁止にしてほしいカード
回収ネット…4、スーパーポケモン回収…4、ポケモン回収サイクロン
ガラルジグザグマやヤレユータンを再利用できるカード。ガラルジグザグマ低体力を先に狩ることができる。
スーパーポケモン回収とポケモン回収サイクロンは付いてるカードも一緒に戻せるので、早くに引いてしまったこだわりベルトとハチマキをガラルジグザグマに付けておいて一緒に戻すことができる。
デデンネクロバットスタートでも戻しておいて使うことができる。
プラスパワー…4
威力を底上げするため4枚採用
リサイクル…2
プラスパワーやじてんしゃなどを再利用できるカード
レスキューキャリー…3
アンノーンを使い回せるカード。これを利用してキャンセルコロンを引きにいく
こだわりハチマキ、こだわりベルト
相手のポケモンに合わせて使い分ける。
これらがないとザシアンVやゲンガー&ミミッキュGXを倒せない
スカイフィールド…2
ベンチ枠増やすため。なるべく最初に引きにいきたい
森の封印石
クロバットにしか付かず使いにくいと感じるが途中での事故軽減ができる。これ無くても引ききれるのでお好みで
どくさいみんこうせん
オオニューラと合わせて+30底上げ
ロトム図鑑、ヒスイのヘビーボール
サイド落ちケア。ロトム図鑑はこの構築で1枚採用が多いのでデッキを確認して何が必要か確認して使う。
ビーストエネルギーがデッキにある場合まずはビーストエネルギーを引いてからロトム図鑑を使うことを意識する。
バトルコンプレッサー
いらないカードをトラッシュするために採用。手札次第でアンノーンやガラルジグザグマを落とすこともある。
キャンセルコロン
先程述べたソーナンスケア。まあ引けないことがほとんどなので後0ソーナンスは諦める人は採用しなくてもいい。
かるいし
単純に前を逃がすため
ビーストエネルギー
フェローチェの威力を底上げ。そろそろウルトラビーストがまた出てほしい。
採用候補カード
ミュウツー&ミュウGX、マーシャドーGX
それぞれ弱点を突くことができるが今の環境では必要ない。入れるならレインボーエネルギーも一緒に
ハブネーク
オオニューラ同様、毒のダメージを増やせるカード。採用するならヤレユータンと入れ替え
ローラースケート
コイン表で3ドロー。これ使わなくても引けるがじてんしゃがそこそこお高いので代用として使ってもいい
トレッキングシューズ、ジャッジマンホイッスル、ダートじてんしゃ
ローラースケート同様じてんしゃの代わりとして採用してもいい
草エネルギー
ビーストエネルギーサイド落ち嫌う人は入れてもいいかも。僕はロトム図鑑でお願いサイド落ちケア。
現環境の先行ワンキルについて
正直なところ今の環境ではものすごくきつい。なぜなら、先行を取るデッキが増えているから。
もちろんルギアやパルキアなど後攻取るデッキも新たに出たがぐんぐんシェイクの登場やレジドラゴなど先行取るデッキも増えてしまった。
ガラルジグザグマ実装当時はジャンケン負けてもいいという余裕があったが今ではその余裕がない。PTCGOでもコイントス負けて先行取られまくって即サレが多くなった。
毎日11勝達成するのも効率が悪くなってしまった。ただ、ジムバトルの待ち時間などに使うのには最適なので愛用している。
毎年一回はエクストラバトルで使おうと決めていたので、去年はトナメ形式で一回戦目に鋼ジュラルドンVの硬さに屈してしまい0-1。
だが、今年はジャンケン勝ったり負けても後攻と言ってくれたりしたので3-1という結果になった。
来年はさらなる強化(草タイプ版エレキパワー)に期待していつかはADPも倒せるよう優勝したいですね。
フェローチェワンキルの歴史
次にフェローチェワンキルはどのような感じに生まれたのか書く。
昔はファーストチケットを毎回初手に持っておいてラティオスEXで殴るイカサマがあったと聞くがその当時はやっていなかったので多くは語れない。
だけどフェローチェGX実装されたときはやっていたのでそこからは語れる
フェローチェGX実装当時、僕は使っていなかったがジムバトルで隣の卓で巨大植物の森を使ってラランテスを並べてワンキルしていたのを見た。僕は「はえ〜すごいな〜」と思い感心した。
この頃はネタデッキ止まりみたいなもんだったから1回しか見たことがなかった。
(ところで巨大植物の森が返ってきたらどんな理不尽デッキができるんだろう)
そこからフェローチェGXを見ることはなく、長い年月が経ち剣盾からガラルジグザグマが登場し回収ネットが登場した。
回収ネット登場時はシェイミEXが使えて先行ワンキルはもちろん他のデッキでも使われていたりした。
その頃に初めてPTCGOで先行ワンキルに当たり最初は「やべーwww」くらいしか思わなかったが何度も当たりイライラした。そして「組もう…」と思った。
こうしてフェローチェワンキルが生まれた。
この当時はレジロックEXを並べてマーシャドーGXで殴る等もいたりした。
先行ワンキルあるある
フェローチェワンキルを知らない人はもちろん知ってる人でも深くは知らない人がほとんどである。
僕はPTCGOで3000戦ほど戦っているのでそれなりの知識があると自負しており、普段どういう思いで使っているかを話すことができる。
少しでも先行ワンキルに興味を持ってもらいたくどういう気持ちで使っているのかについて書く。
先行取られると即サレすることに迷いがなくなった
最初は先行を取られたら即サレすることに抵抗感があり、もしかしたら事故ってベンチが出ずワンチャン生まれるかもしれないと思い待ってはいた。
だけど11勝達成させるための先行ワンキル使って効率悪いことしても意味ないと感じ即サレして、今では先行取られた段階で「あ〜先行ねはいサレンダーw」こんな感じで抵抗感は感じなくなった。
なんとも卑劣!最低!
さすがに紙の方ではそうするのは申し訳ないので全て引ききって前倒して自らLO負けを選ぶようにしている。そのあとは違うデッキでフリーをする。
ちなみにお店によって勝ち数が同じだと取ったサイドの枚数で優勝や順位を決める場合があるので、こういうことをすると先行ワンキルと当たった人が不利になる。
とんでもない置き土産である。
クズ!最低!
リサイクルで戻すカードは紙では回収ネット、PTCGOではプラスパワー
なぜこのようなことをするのか、それはわかりやすくするか時短をするかだ。
紙の方ではプラスパワーを使うとき相手にわかりやすいようにポケモンの横に置いておく。プラスパワーを戻しちゃうと別のカウンターを用意しなきゃいけないのでわかりにくくなる。なので回収ネットを戻して少しでも相手に配慮する。
PTCGOでは回収ネットを使い回すと二度手間なのでプラスパワーを戻す。
ただし、ヤレユータン使用済みの場合は回収ネットを戻して事故率軽減
初手ロトム図鑑、ビーストエネルギーはムカつく
これらは初動で使いにくくクイボでも切りづらい。
ロトム図鑑はデッキの中身見ていないのに使っちゃうとデッキにあったビーストエネルギーがサイドに行っちゃうリスクがあるため使いにくい。
ビーストエネルギーはフェローチェ出す手段がないと抱え込んだままになりじてんしゃなどのドロー枚数が少なくなる。
こうして抱え込んだままドロー枚数が少なくなったりデデンネGXを引いちゃうと手札事故を起こしてしまう
PTCGOで途中でサレンダーするのを見かける理由はこういった原因だからである。
9時前には先行ワンキル使いがち
PTCGOでは日本時間9時からまたリセットされるのでそれまでに使って勝利数を増やす。
相手の準備が遅いと「早くしろー早くしろー」と思う。
定期的にスリーブやデッキケースを変える
またPTCGOでの話だがExpandedはStandardと比べて人口が少ないので連続で同じ人とマッチングしたりすることが多い。
なのでデッキケースやスリーブを変えないままやるとデッキバレたり、かといって一戦ごとに変えるのはめんどいので3戦ぐらいしたら変えるようにしている。
デッキバレると後攻デッキでも先行取ったり準備段階でデデンネやクロバットを置かれたりするので変えるのは大事なことである。
また、紙のほうでは対戦相手の友人に「フェローチェワンキルだった」と話されると「やめてくれー」となる。
先行ワンキル同士の駆け引きが楽しい
相手が先行ワンキルで最初の盤面的に倒せない場合ある駆け引きが生じる。
「このままドローゴーでは終われない…かといって先に殴ってしまうと返しで倒されてしまう…」「スーパーポケモン回収は何枚残っているんだ…ここでコイントス当たれば…」
などこのような駆け引きが起きてフェローチェ同士での殴り合いの心理戦が始まる。ドローしまくって迂闊に倒しにいっても耐久されてLO負けすることがある。
ドローゴーでプラスパワーや回収ネットを集めたりして、使いどころを考えたり、クロバットで耐久したりと考えることが多い。
スーパーポケモン回収などのコイントスによって一発逆転ができたりしてかなり楽しい対面かなと思う。
効率は悪いがお互い意地でもサレンダーしたくないという気持ちがこのような戦いが起きる。
最後に
こう長々と書いて魅力が伝わっているのかわかりませんが、すこしでも先行ワンキルがどういうものかをある程度知ってる人にも伝わればなと思い書きました。
Versusで増えてはほしくないですが興味を持った方はぜひ組んでみてはどうでしょうか。
わりとPTCGO始めたばかりでも効率よくトークンを稼ぎたい人にはおすすめかなと思っています。(じてんしゃなど古いカードは根気よくトレードする必要があるが)
最後にこの構築だと合計で310は出るので3鳥も倒せる!(コイントス全表かつサイド落ち考慮しないなら)
草のエレキパワーかせめて竜のエレキパワーが出ることを祈ってこれからもフェローチェワンキルを使い続けます。
新しく出たルチャブルがバトル場に当てられないのがっかりだよ。