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ローションの選び方。いいローションとは?


SEXのときローションを使う場合がある。前戯をしっかりしていればそんなに必要ないアイテムだが、マンネリの時や気分を変えたい時にはいいアイテムだ。

相手のアレルギーもあるのでコンドームの素材は気にするが、ローションまでは気にしたことがない。商品ごとや素材でローションの違いはあるのだろうか。

▷そもそもローションとは

基本的にネバネバする素材として「ポリアクリル酸ナトリウム」が含まれている。有名なペペローションもポリアクリル酸ナトリウムが含まれているし、TENGAのローションにも含まれている。


しかし、このポリアクリル酸ナトリウムは水分を吸収するとゲル化し、カスが発生してしまう。表皮に塗るだけのマッサージプレイなら問題ないが、体内に侵入するような使い方をしてしまうと、女性側にカスが残ってしまうことがあり体に悪い影響を及ぼす可能性があるのだ。


参考1:ELLE GIRL https://www.ellegirl.jp/wellness/femcare/a37174642/love-lotion-21-0812/

参考2:Chem Station https://www.chem-station.com/molecule/2016/06/sodium-polyacrylate.html


▷どの成分のローションを選べば良いのか

まず、ポリアクリル酸ナトリウム入りはカスが残ってしまうので止めよう。それ以外を選ぶとしてもローションには性質の違う3種類のタイプがある。「ウォーター」「シリコン」「オイル」である。

・ウォーター

水溶性、ウォーターベースという表記があったり、シリコン・オイルが入ってないものがウォータータイプだ。

【メリット】洗い流しやすい。
→ 水で洗い流せるので肌へのダメージが少ない

【デメリット】乾きやすく蒸発しやすい。
→ 長時間のプレイには向かず、プレイ中に継ぎ足ししなければならない。


・シリコン

原料にシリコン・シリコーン・シクロメチコン・ジメチコンという記載があるものがシリコンタイプ。

【メリット】乾きにくく、長時間ヌルヌルが続く。
→ 粘り気が強くすぐ乾くことがないので、何度も継ぎ足す必要がない。

【デメリット】洗い流しにくい。オイルが入っていることがある。
→ 乾きにくい反面、しっかり洗わないと落ちない。後述するが、オイル成分が混ざっていることもある。


・オイル

ココナッツオイル・アーモンドオイル・ホホバ油などオイルを連想させる記載があればオイルタイプだ。

【メリット】乾きにくい、長時間ヌルヌルが続き伸びがいい。

【デメリット】洗い流しにくい。ゴムラテックス製のコンドームを溶かすことがある。
→ オイルなので洗い流しにくい。加えてゴムラテックス・ゴム製のコンドームは溶ける恐れがある。

合わせて、ローションの成分もチェックしよう。防腐剤として使われているパラペンや、保湿剤として使われるグリセリン・グリコールはごくまれに皮膚炎を起こす可能性もあるので、皮膚が敏感だったりアレルギー持ちのパートナーに使う場合は、必ず成分について相談すること。

当然、成分が記載されていないローションは買ってはいけない。

グリコールの安全性についてはこちらのサイト中段部分が詳しい。


参考1:Cafune https://keikounconventional.com/2020/02/28/caution/

参考2:恋メモH https://koi-memo.com/8939

参考3:化粧成分オンライン https://cosmetic-ingredients.org/base/polyethylene-glycol/

参考4:GENXY https://genxy-net.com/post_theme04/pr_bda2/


▷一番良いローションは?

乾きやすいというデメリットがあるが、総合的に見て一番良いのはウォータータイプだ。


国産だとTENGAが出しているiroha MOIST GEL。

【全成分】
水、グリセリン、ヒアルロン酸Na、水溶性コラーゲン、ユズ果実エキス、BG、カルボマー、 PEG-40水添ヒマシ油、水酸化Na、香料、フェノキシエタノール、メチルパラベン

余計な成分が入っておらず、肌に優しい成分がたくさん入っているのでとてもいい。また、取り出したときにパッケージがローションぽくないのも良い。


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