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【編集長コラム】タイガースの秘蔵っ子の「秘話」

門別啓人、情熱の源

 いよいよプロ野球が開幕しました。何と言っても、昨季38年ぶりの日本一に輝いた阪神タイガースの連覇なるか、ということに注目が集まるでしょう。

 発売中の1093号を作るにあたって、担当デスクのI君と「ドラ1トリオに表紙を飾ってもらったら、豪華だよね」と話していたら、2016年、2018年、2020年のドラフト1位の選手が揃い踏みした表紙が本当に実現しました! 開幕に向けて忙しい中、表紙撮影とそれぞれの独占インタビューに応じていただいた、大山悠輔選手、近本光司選手、佐藤輝明選手、本当にありがとうございました!

 その3選手の独占インタビューもものすごく読み応えがあるのでぜひ読んでいただきたいのですが、校了の際、すべての記事をゲラで精読するなかで、全く知らないエピソードで心を動かされたのが、門別啓人選手の記事「やさしさに包まれたなら」でした。

 阪神期待の若手である19歳の門別投手の地元・北海道日高町を訪ねて友人や担任の先生、お母様などに話を聞いているのですが、そのなかで門別投手の野球に対する情熱の〝源〟が明かされます。「5歳の時、ふたつ下の妹を病気で亡くしていた」ということが関係しているのですが……、その先はぜひ記事をご覧になっていただければと思います。

(写真・釜谷洋史、文・中村毅/Number編集長)


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