「8月1日(木) これでいいのか、これがいいのだ」
8月1日(木)
72候、大雨時行(たいうときどきふる)
突然、夕立など激しい雨が降る、季節のはじまり。今日は、晴れ。
9:00
沼津アーケード街の、ついたち市へ。
いなり寿司屋さんが大人気、わたしは、サラダいなりが好き(おからが入ってる)
わたしの前で、お買い物してた70代くらいと思われるご婦人が「娘の分もね、買ってくの」
いーなー、いつまでたっても娘はこども、愛しい存在。
富士市の卵、30個買う。
野菜を売ってた女性が、険しい顔していて、すごく億劫そうで、買い物するのが悪くなるくらい。
家に帰って野菜を使おうとしたら、野菜に元気なさすぎて、びっくりした。
なすは、ふにゃふにゃ、万願寺とうがらしは、とびきり辛くて。
顔の見える人から買うと良いって言うけど、こういうこともある。
ついたち詣りというのをしてみようと、近所の八幡神社へ。
鳥居の真ん前に軽トラ停まってるし、雑草がぐんぐん生えてて、ここに参ってよいのか、、、
お賽銭箱もないし、ちょっと不安になりつつ、祈る。
お店へ。色々、作業する。
わたしの愛するメインスーパーのレジが、ほとんどセルフに変わって、驚いた。急。
少し前から、支払いだけセルフになったのだけど、きっと段階をおってたのね。
でも、セルフレジって良い。
今までは、ぼーっと立ってる時間だったのが、バーコード探して、ピッと反応させて、袋に詰めて、手と頭を動かす運動になってる。
明るくて気の利く店員さんが多いスーパーだったから、対面できなくなるのは淋しいけど、セルフレジ、自分の脳トレには良いかも。
一ヶ月前から楽しみに予定してたことがキャンセルになった。最近たびたびある、きっと、何かの学びなんだろう。
18:00 オープン。
広島好きなわたしに会わせたいと、お客様が、広島観光大使を連れてきてくれた。
この調子で、吉川晃司さんやモロッコ大使も来てくれそうな予感が、ビリビリしてきた。
お店、久しぶりに0:00越え。
なんとここからお客様、続々ご来店。
コロナの時短営業に慣れてしまい、23:00で閉めてたけど、今日も常連さんも1時までいたし、みんな遅くまで飲みたいよね、夏だもの。
初めてお店に来た女性から「(共通の知り合いが)あの子(→わたし)は、気が強いからなぁって言ってた」「もっと腹黒い人かと思ってた」と、言われて、深夜にドカンと大、大ショック。
気が強くて、腹黒い女のイメージがあるんだ、わたし。
そうだなぁ、それあるかも、、、
猛省しきり。
「なんで、目立ってるのか」
「バーの人たちと仲が良い」
「不思議な人」
「だから、仲良くなりたい」「おもしろくて、可愛い」と言ってもらって、ホッとする。
目立ちたくないし、他の飲食店の人とも前は仲良くさせてもらってたけど、今は友達がいないんじゃないかと思うほどだし。ひきこもりで。
じぶんではそう思ってたけど、人からみたら、そうじゃないのか、全部真逆のことになってて、わたしってつくづく、不器用というか、もったいないというか、トホホだよ。
これで、いいのかって反省と、これで、いいのだって自己肯定と、自己鍛錬の夏の宿題が見つかりました。
興味をもたれるって、ありがたいこと。
もう一組のお客様は、他のお客さんから「あの人、亡くなったよ」と聞いてた人で、最近、近所でバッタリ会って「えーー生きてる!!」って、なった人。
勝手に死人にされるより、気が強いくらいのが、良いのかも。
お連れの女性の人生相談にのられてて、「自分の人生の主役は自分なんだから、人に左右されるなんて、おかしい、自分の人生は自分にしか生きられない」って、まさに今日のわたしへの解答を、してくれてる。
お客様のためのサードプレイスを目指してたけど、じぶんのサードプレイスになってた。
2:00 クローズ。
コロナ前は、2時までなんて日常だったのだ、わたしにとっても必要だった日付変更線じかん。
もう、金曜日、今夜は何が起こるかな、今夜もカウンターで。