「中伊豆の魔女の食卓、一生に一度は味わってほしい場所」
先日、1日1組限定「羅漢」さんへ行きました。
2回目の訪問、店主の加藤敦子さんとは「千年の一滴」の自主上映や地元の小学校の「味覚の授業」でご一緒させてもらっており、憧れの女性なんです。
一緒に行った友人から、加藤敦子さんの肩書きを「料理研究家なの?」と聞かれて、返答に困った。
料理研究家でもあるだろうけど、ご自身はいつも「主婦あがりだから」とか「難しいことは何もしてないの」とおっしゃる。
築200年の建物の中を移動しながら出される料理の数々は、初めて食べる味のものばかりで、加藤さんにしか作れない世界、職業の肩書きは「加藤敦子」だなと。
静岡県の魔女4人の中でも紹介されています。
この日は、味噌(醤油だったかも...)樽で出来た建物の食事からスタート。
次は、建物の中に移動します。
1番最初に案内されたテーブルの上に...
季節が散りばめらた食材たちが、並んでいました。
・銀杏のお団子
・くるみと栗のチーズ寄せ
・牛蒡と穴子ペースト煮込んで蒸したもの
・秋刀魚の南蛮
・青菜と菊のおひたし磯辺巻き
・紅葉麩 豚肉と胡麻ペースト
・ほたての炙り 柿酢
・柿みたての温泉たまご
この後の料理も、ひとつひとつ素敵なのですが、実際に行ってからのお楽しみにした方が良いと思うので、写真撮りませんでした。
最後に、釜戸で炊いたごはんに、中伊豆わさびをたっぷりとすって、鰹節とよくまぜて、いただきました。
お漬物も圧巻。
人が心地よく食べられる食べものの大きさは、13〜15グラムの一口サイズ、ゴディバのチョコがそうみたいで、料理教室でお伝えしていましたが、実感しました。
敦子さんの作ったたべもの達は、全てが、心地よくするするっと口に入っていき、食べられる為に生まれてきて本望って喜んでるように感じました。
1日1組限定なので、ゆっくり、ゆったりと、4時間くらいがあっという間に過ぎていきます。
これから修善寺の紅葉も良い季節なので、ぐるっと寄り道も楽しめます。
また、春に行ってみよう。