”ぬまっち流”漢字テストを公立学校でやる方法
みなさん「ぬまっち流の漢字テスト」をご存知ですか?
ポイントを押さえればどの先生でも明日から実践可能です!
そして、子どもが伸びる!
ぬまっち先生のインスタにも実際のテストの写真がアップされているのでぜひのぞいてみてください。 ぬまっち先生のインスタはこちらから
公立小学校で”ぬまっち流”漢字テストを実践して感じることは、勉強が苦手な子は、漢字や言葉に触れる機会が圧倒的に多くなったし、勉強が得意な子は、与えられた漢字だけでなく、自分から新しい漢字や言葉を見つけにいってることです。
どの子も同じことをやっているのに、子どもたちそれぞれで、漢字テストが果たす効果が違ってくる。
これ公立の先生ではすごく重要なことだと思います。
公立では、さまざまな子どもたちがいる中でも、みんなで同じことをやらなければいけない雰囲気、システムがありますよね。
そんなときに、”ぬまっち流”漢字テストは本当におすすめです。
まず、黒板に問題を書いていきます。(全部ひらがな)
それを見て子どもたちは自分のプリントに漢字に直して書いていきます。
漢字テストの詳しいやり方は、ぬまっち先生の記事を読んでいただきたいですが。
簡単にポイントだけ紹介します。
初めて”ぬまっち流”漢字テストをやったときは、ぬまっち先生のやり方を完コピしたのですが…
僕のクラスでは、やる気に火のつく子とそうでない子がいました。やっぱり学力、勉強への姿勢にも差がありますし、いろいろな子がいますからね。
ぼくのクラスでは、”ぬまっち流”漢字テストをその年のクラスの子に合わせてアレンジしてやっています。
今年はこんな感じです。
・毎週月曜日にテスト
・1回のテストは5問
・ひらがなを漢字に直す。カタカナは初めからカタカナで書いておく。
・なるべく生活の中からイメージしやすい問題を作る。(大谷ネタとか)
・100点か0点か
・間違えた問題は10回書いて合格
テストやるタイミングですが、毎週月曜日の国語の時間の始めにやっています。今年のクラスでは1回に5問出しています。ちなみに去年は1回に10問出していました。
その年によって子どもの様子や学級の雰囲気が違うので、目の前の子どもに合わせて毎年考えています。
これはぬまっち先生も同じだと思いますが「”ぬまっち流”漢字テスト」は、漢字を習得しているかの確認ではなく、「テストの対策→テスト→10回直し」流れで漢字習得の機会として考えています。
得意な子はテスト対策のところで伸びるし、苦手な子は10回直しのところで漢字を習得できます。
はじめに話した「子どもたちそれぞれで、漢字テストが果たす効果が違ってくる」というはコレです。
でも、先生たちが”ぬまっち流”漢字テストを実際にやってみるには、いろいろハードルがあるのかもしれません…
先生たちが気にするところだと、丸つけが増えるとか、問題を作る作業が増えるとか、10回直さない子への対応とか、教科書が進まないとか…
あとは自分のクラスだけではやれないとかですかね…
やれない理由を考えるとたくさん出てきますよね…
丸つけですが、今年は僕が自分でやっています。5問なので、30人分丸つけしても、漢字50問テスト3人分です。10分以内に終わります。なので丸つけはそんなに問題ないのかなって思います。
漢字テストに向けた勉強や、間違った漢字の10回直しをやる機会ですが、僕は毎日の漢字の宿題でやっています。
僕の地域では、毎日漢字ノート1ページという宿題が学年でそろえてどのクラスもあります。漢字の内容としては、漢字ドリルの”何ページの◯番~◯番”とか書くところを指定している先生が多いのかなって思います。
僕はこの宿題の漢字ノートを”ぬまっち流”漢字テストの対策や直しに活用しています。
月曜日にテストをやってその直しを金曜日までにやるようしてるのですが、直しを宿題の漢字ノート1ページでやっていいことにしています。
直しがたくさんある子は、1ページ分直しを書いて、残りは次の日の宿題で書きます。(実際は直しをすぐに終わらせて、来週の問題を当てにいく勉強をする子が多いです!)
直しがない子は、来週の問題を当てにいくために、辞書やネットニュースで四字熟語やことわざ、時事ネタから次回の問題を予想して漢字ノートに書いています。
問題を考えるのが負担になるっていう先生もいると思います。確かにネタを探しをして、しかもその漢字がこれまでに学習した漢字でなくてはいけないので、結構時間かかると思います。
僕も問題作るのは苦手です…
なので”AI”を使ってます!笑
「◯年生までに学習する漢字を使って四字熟語を考えて」と入力すれば、一瞬で考えてくれます。
”AI”おすすめです!笑
現状に新しい何かを取り入れるのは、はじめは少し大変なこともあるかもしれません。でも、それで子どもも伸びて、保護者にも喜んでもらえて、先生もそんなに大変じゃないことがあれば是非試してみたいなっていつも思ってます。
”ぬまっち流”漢字テストをやってみて解消された公立ならではの悩みについて少しだけ書きます。
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ありがとうございます!このコーヒーは新しいアイディアの香りがします!