詩/ミディアムポエム:ヨーグルト
排水口を塞ぐ艶が
絹の豆腐のよう
美味しいものの
存在感を流している
部屋のすみで
数ヶ月も忘れられた
ヨーグルトが酸い
舌の奥でまだまだ酸い
菌が増殖して部屋は
狭かったろう
過激派を放つ気持ちでいなければ
君のその艶を見てられない
匂いが残るキッチンで
せめて窓は開けないことだ
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最近使ってなかったバッグのなかに、3ヶ月前に買ったヨーグルト(500ml、無糖)が入っていて、泣く泣く捨てた話です。4口ほど食べました。少し酸っぱい程度で、これならイケるかも、