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初夏のはじまりの 冷んやりとした夕べに もう終わりかけたパンジーの フリースを羽織ってしま…
雑草のひき痕が 小さな星々をつれてくる 蟲という字面が 白内障の魂をつれてくる 夢路のなか …
手のひらで ななほしてんとうが 死んでるみたい なんでかずぅっと そこにいる ぼく 卵もつみ…
ラが ピアノが 3回か4回か 8回 なって つぴつぴと ことりも たくさんなって ラだったろうか …
食っ費、、。シ–、イ、、、 イ、ショ、ツ、、血、 ショックリ、消えイイか。、、 書記、費、、用途ッチ、…
星転する問い きみは終点すっ飛ばし 探照灯めいてるんだね めい ていぶって サ、瓦礫帯…
本日は お日柄もよ、く ない まずい 今日は 特に 特別、まずい にがい 古桶みたいな、におい 枝にコロッケを干していた けむり状の君をつい チロ、 となめてしまった ので 本日のお日柄は特別、にがい ち、ろ、 と呼ぶのが くるしい ので これからは 君の鉢に 陽光をまめに活けるよ 柔らかい毛を痒がる君が その仕草が 失った片足を見つめる君が その不思議さが ここでもここでも燻るように こまめに火の植替えを するよ 本日も お日柄はよく 七色な火植えをしてらあ
百階建ての廃墟のような 百階建ての 残念から産まれた しかたのない 者です 石膏の粉をまき …
藤棚の暗がりは 鳩も食べ残しも ひんやりとしている 脇にそびえる銀杏の樹は 喉元まで蔦が絡…
僕は、熱いんだったっけ? それとも、熱さに似ていたんだっけ? 茹だる、色も無く茹だってゆく…