子供の愚痴との付き合い方
はじめまして。ヌマスノキのかほりこと「ヌマ」です。4人兄弟の母をしながらフルタイムで仕事もしてます。
仕事柄、Twitterで情報収集する機会があり、ステキな文章をたくさん書いてら方がたくさんいらっしゃるなぁと日々眺めてました。中には中学生がブログを書いて稼いでると知りビックリ。そんな中、なんとなく触発されてnoteを始めてみました。まずは、手始めに最近子供に愚痴を言われた時のことを書いてみようかなと思います。
小学校6年生になる三男は、反抗期に片足入った感じ。多分、世の中のことにまずは腹を立ててみる、ぐらいの勢いで毎日プリプリして生きてるんじゃないかなと想像してます。
最近、彼の口から出でくるのは学校の先生や塾の先生の愚痴ばかり。子供から愚痴を聞くと、母がなんとかしなきゃと思って熱くなる親も少なくないのかなと思います。ママ友を見てると、一緒になって悪口を言ったり、先生にクレームを入れたりしてる人もいるみたいです。たしかに、可愛い我が子が心を痛めてたらなんとかしてあげたいと思うのもわかるんです。
でも、子供が社会に出たら、親はなにもできないんですよね。社会に出て、嫌な目にあった時に、自分で考えて、行動して、解決できる人になってほしいな、そう思います。
なので、愚痴を聞く時にはひとまず受け止めた後で、極力違う見方を提供するように心がけています。「そうか、そんな辛いことがあったんだね」と気持ちを受け止めてから、「でも、それは○○のこと期待してるからそう言うこと言ってるんじゃない?」とか「○○に、社会にはいろんな人がいるって教えてくれてるんだよ。」と言ったりもします。そうすることで、違う見方をすればダメージが減ったり、大したことなかったと思えることを知ってもらいたい。
でも、それでも解決しないことももちろんあります。こんなことがありました。塾の先生が超ポジティシンキングらしく、わからないと訴えても「大丈夫、あなたは出来る子だから。出来るわよ」と取り合ってくれないとのこと。はじめは、いいじゃない褒めてくれるんだから、とあまり真面目に捉えてなかったんですけど、ある日突然泣き始めまして、塾を辞めたいと訴えてきました。
そこまで思い詰めてるなら、本当にできないんですよこの子と先生に言うのと、もう少し建設的にわからないことへの道対応策を聞いてみようと足を向けました。
すると、私が○○君の担任です。とできた先生のポジティブ圧の高いこと!私が一言も発しないうちに、三男が授業を真面目に受けていること、課題も良くできてること、難しいことも今取り組んでるんですよ、とまくし立てて次の授業に行ってしまいました。凄い、こんな圧の高い人はじめて見た。逆に感動すら覚えました。
帰り道、本当にポジティブで、話聞いてくれないね。三男が言ってたこと良くわかったよ。と伝えると
「でしょう?凄いでしょ!」
結局私はなにもしなかったですけど、この経験があってから、どんなことが嫌なのかなるべく詳しく、具体的に聞いて把握すること、それでも分からなかったら同じ空気を吸って、共感することも大事だなと学びました。
ただ愚痴を聞く、という行為の中にも親子共々考え方のトレーニングになりますよね。だからこそ、子育てって「共育」なんですよね。面白いです。