Blessed考察を心の鳥貴族で語る話

こんにちは！ポプステ配信LIVEの亡霊です！
10月31日にオーラスを迎えたPOP×STEP!?LIVE、未だに胸を締め付けられ、記憶での補填が限界なので早く手元にBluRayが欲しいところ。
前回のnoteで「それでいいよ」の肯定の力について
https://note.com/numaoti/n/nc159a6a1a418
書いたその後迎えたオーラス。

思うところを言語化して改めて聞く「それでいいよ」、最高でした。
特にメンバーの涙、涙腺崩壊。
こちらから伝えたい。「それでいいよ」
貴方たちはそれでいいよ。居てくれてありがとう。アイドルを選んでくれてありがとう。また5人で居てくれてありがとう。
5人をまとめてぎゅっとしたい。

今回のポプステでもう1つ、胸締めつけソングがあるので記憶が薄れる前に記録を残していくスタイル。
ココロの鳥貴族、noteで語らせてもらいます。

【Blessed】
まずLIVEでの構成も最高。
光の洪水に呑み込まれるような圧巻の演出の中始まるMMB、最高のエモSONGS、音楽の海に溺れます。ただ、ひたすら美しいMMB曲終わりに4人はスポットライトに照らされ、スポットライトだけを残し光の海は消え始まるマリウスくんからの歌い出し

「真面目に生きてきたけど何処か空っぽです」

4人はお人形さんのようなロボットダンスを踊っていた。Blessedに振りをつけてきたー！！
やはり菊池風磨は天才。
そして続く勝利くんパート

「虚しさを覚えた僕らは首を傾げた」

ここで思い出したのがデイリースポーツ10月5日付けの風磨くんのインタビュー記事
「(24時間ＴＶ後)スキャンダル起こしたわけでもないのに2ヶ月ほぼ仕事ないんですよ。何にも仕事がないのって怖すぎません？うちのグループ、だれよりも仕事ないって。」
これに関しては私も当時を痛い程覚えている。

24時間TVも終わり、いよいよこれから時代をつくろう！という時に本当に露出がなく、彼らのラジオの最後のお仕事番宣コーナーで「何もありません！お仕事待ってまーす！」と言っていたのだ。
風磨くんはこの記事で当時を振り返り、笑い飛ばしている。
満たされても元に戻ってしまい、終わりが無い道に立ち尽くして頭を抱える。
その現実を歌に歌っている強さ。


「Blessed」って何なのか。

bless you は日常的に挨拶で使うしそこに宗教性を持たせなくなっているけど、この曲に関しては宗教性とそれに相反した現実を感じた。

直訳で訳せば「祝福された」

誰からの？

一般的に考えたら祝福は神から受けるものに感じる。
祝福という目に見えないものをタイトルにもってきているけど、
「思い出せた景色もぼやけていくよ It's so far だけど消えやしないから サーチライト照らせば怖いものなんてないでしょう。そうでしょう？」
ここですでに目に見えないものを否定している。ぼやけた物もきちんと光で照らしたら見えるから怖くないってすごく現実的。

私はここで彼らの神の存在否定を感じた。
目に見えないもの、理由も解らない恐怖よりも1歩1歩進んで成長していこうというすごく現実的な曲。
思い出せた景色はデビュー当時の華やかさ、ぼやけて行くけどその過去は消えやしない。

LIVEでもここから花道を進んでいく。力強く。
「世界は僕らを待ってはいないだろう」

とすごく物悲しさを歌ってるその次の詩で

「それならもう少しだけ眠らずにいようか」

と歌う強さ。世界に否定され諦めて眠りにつくことはしないで、もう少しだけ眠らずにいることを選ぶ。
起きたまま朝を迎えたいという希望。
優しい優しい希望の歌。
「差し込んだ光に導かれて手を伸ばしたら掴めそうさ」
眠らずにいるから、朝日が掴めそうだって本人たちが言ってくれている。
最後に「never stop」を繰り返すけどneverは強い否定。Don't よりももっと強く「決して止まらない」と繰り返す。

そして1番最後にこう締めくくる。
「never stop for a moment」
この for a moment は体感でいうと5分から10分くらいで使うことば。
しびれた…。

見えない存在を否定し、
「昨日より今日を好きと思えた It's enough for you right now(いまはそれでいいよ)」

自分たちで自分たちを祝福してんのよ。
最高の自己肯定song！
そのうえで、「決して止まらないよ、あと5分くらいはね」って最後の捨て台詞！(言い方)

最高にかっこよくない？？？最高にROCKだよ🤟

こんなにカッコイイアイドルいる？
いるんですよ。。Sexy Zoneっていうんです！


そしてさらにしびれる話をしてもいいですか…？

#blessed って5-6年前にTwitterでめちゃくちゃ流行ったことがあってアメリカの2014年の流行語大賞みたいなのに選ばれてる。

どう使うのかというと家族との時間や素敵な旅行や楽しい食事を切り取ってこのハッシュタグをつけて投稿する。最近だと日の出日の入りの様な綺麗な風景、日本でいう#丁寧な暮らし みたいな形で使われていた。

そこには宗教性は全くなく、当時のNYタイムズに「謙虚を装った自慢」と記事になったこともある。
https://www.nytimes.com/2014/05/04/fashion/blessed-becomes-popular-word-hashtag-social-media.html

ハッシュタガーSexy Zoneがこれを知らないってあるかな？

少なくとも曲を作った人はわかってたのでは。
王道を歩み、世界は僕らを待っていないだろうと謙虚に歌う。決して止まらないといいながら、あと5分(で辿り着く)と歌っちゃう。

いいぞSexyZone！もっとやれ！！！

1日もはやく円盤化して多くの人に届いて欲しい。
(あくまでも私なりの解釈です)(急な弱気)

本日はSexy ZoneのNEWシングル、【NOT FOUND】のフラフラゲ日！
オシャレな楽曲、作り込まれたMV、笑わせ泣かせる特典映像、全てが最高ですがまだお手元に届いていない方も多いと思います。
11月4日発売。

みんな、Sexy Zoneの楽曲のメッセージ性に打ちのめされて呆然としよう？