かってにももたろう 軟膏編
昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へしばかりに行き、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
ある日、おばあさんが川で洗濯をしていると、小さな箱を流れてくるのを見つけました。箱を開けると中には不思議な軟膏が入っていました。箱の蓋には、「使うと傷や痛みが癒される」と書かれていました。
おじいさんは、この前から腰が痛くなっていたので、おばあさんはその軟膏をおじいさんの腰に塗ってあげました。すると、驚くことにおじいさんの痛みはすぐに消えてしまいました。
二人はこの軟膏の力に驚き、村の人々にもこの軟膏のことを伝えました。村の人々も傷や痛みに悩む者が多く、この不思議な軟膏の力を借りて痛みを癒していった。
この軟膏のおかげで、村の人々は互いに助け合い、困っている人を助けることの大切さを改めて知ることとなりました。不思議な軟膏は、村の人々の心をも癒す力を持っていたのです。