かってにももたろう 森編
昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へしばかりに行き、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
ある日、おばあさんが川で洗濯物を干していると、金色に光る不思議な種を見つけました。その種を持ち帰り、2人で庭に植えてみることにしました。
翌朝、その種から巨大な木が生えていて、その木の上には輝く果実や鳥たちがさえずる美しい森が広がっていました。おじいさんとおばあさんは驚きましたが、好奇心でその森を探検することにしました。
森の中で2人は、たくさんの動物たちや魔法のような植物に出会いました。特に、話をするウサギや、踊る花々、夜になると光るキノコなど、不思議なものばかりでした。
探検の途中、2人は迷子になってしまいましたが、話をするウサギが現れ、帰る道を教えてくれました。お礼に、おじいさんとおばあさんはウサギに自分たちの家で一緒にお茶を楽しむことにしました。
その後、おじいさんとおばあさんは森の魔法と動物たちとの絆を深め、村の子供たちにもその森の不思議な物語を伝えていきました。そして、その森は「魔法の森」として、村の中で最も大切な場所となったのでした。