多分きっと菊池病…らしい

こんにちは。
いま私は首の横にある謎の腫瘍こと「ぷにおくん」の痛みに耐えながらこの文章を書いています。朝4時。明日は8時出発。絶望的ですね。痛すぎて眠れやしない。
普段はお上品な生活を心がけているのですが、ふとした拍子に「痛ってぇなこの野郎」と独り言が漏れる程度に痛い。戦闘民族なのでこの程度の痛みじゃ心は折れないんですよ。

閑話休題、私がこの病名を検索したときに情報がなさすぎて死ぬほど困惑したので、今日は検索結果を増やすためだけに文章を書いていこうと思います。

事の始まりは11月12日、首の横の痛みで目が覚めたことです。首でも攣ったのかなぁ〜と最初は余裕ぶっこいていましたが、触ってみたら肉まんみたいな腫れ。かろうじて赤くなってはいないけど通常時に比べたらビックリサイズ。ファミマに勝てるレベルの増量感。
前々日から朝方に経験したことのないような痛みの頭痛があり、それを理由に在宅勤務の権利を貰っていたので、これ幸いと耳鼻咽喉科に行きました。(首の痛み=喉に近いから耳鼻咽喉科だろという発想)
私はアシスタント業務なので多少抜けてもどうにか回りますが、子どもがいる上司や先輩方に移したらどうしよう!とりあえず移さないかだけ診てもらおう!と焦っていたのを思い出します。当時はガチでおたふくだと思ってたノデ。
上司には「首の腫れで病院行くため午前休いただきます〜」って連絡しましたが、上司はおそらく「昨日は頭痛って言ってたよな…」と不思議だったはず。sorry

病院について私の前に診てもらってた子どもが泣き叫んでいるのを聞きながら、大人なので余裕ぶっこいていたのですが、耳鼻咽喉科の検査の痛みを完全に失念していたので終わる頃には息絶え絶えでした。久しぶりの場合覚悟はあったほうがいいです。

自覚がほぼなかったものの、喉に軽い炎症があり、鼻水も出ていたため触診+喉奥チェックで「リンパ節の炎症」という診断結果を手に入れました。血液検査も受けてなんか色々説明されましたがあんまり覚えてないです。異常がなかったそうなのので…

抗生物質も処方されて飲んでさあ一安心…と思いきや、飲み続けて3日目(11月15日)、ここで「1個増えました」。ぷにおくん誕生の瞬間です。
それまでは拳大でうっすら腫れていたのですが、その下にプニプニとしたしこりが爆誕。
腫れには痛みがあるもののプニプニは痛くなくてちょっとkawaii

生まれてしまったものは仕方ないのでとりあえず命名して、薬を飲み切ってから再度病院に行くことにしました。

病院で呼ばれてすぐ担当医に血液検査の結果をもう一回説明されました。まあそうよね、ウイルス性でもなくて悪性腫瘍ができたときの数値の変動もないって何じゃこれは…ってなったときに、担当医からスッ…と賄賂のように渡された紙、そこには「亜急性壊死性リンパ節炎(菊池病)とは」と書かれた紙。

「これかぁ〜!!」となったのですが、症状で発熱するって書いてあったのに発熱がないので、「熱がない私は軽症なんだなぁ」と余裕ぶっこいてたし職場にもそう説明しました。

直前に立てたフラグというのは簡単にへし折るものといいますが、ここでも例外ではございません。お察しの通り11月22日の朝、猛烈な寒気と首の痛み、重み、頭痛で目が覚めました。片側の首のシルエットが樽になるレベルの腫れ、38℃とピーピー教えてくれる体温計、うっかり全裸で寝たかと疑うレベルの寒気。

その時はまだ出社できるかと思っていたので、朝食のあんまんをレンジでチンして…喉が狭くなったような感覚を覚え、口に含んだら飲み込みにくく…結局あんまんは40分かけてやっと食べきりました。もう駄目だ、これは午前休とって寝ようと思い解熱剤を飲んで職場に連絡、タイマーをかけて寝ました。

が、普通に2時間で勝手に目が覚めました。薬が切れると首も関節も激痛になってしまうからです。そこからも解熱剤は4時間開けて飲まないといけないので、2時間寝て2時間耐えて薬を飲んで…を解熱するまでひたすら繰り返す感じです。正直コロナ並みにしんどい。菊池病の体験記には一ヶ月発熱し続けた例もあり、不安でいっぱいでした。

次の日朝は解熱し、今日(26日)に至るまでまだ熱は再発していません。ただ、ぷにおくんが反抗期なのかとても痛くなりました。特に腕を前に伸ばす動作、首を上に向ける動作でぷにおくんが刺されたような痛みを感じ、それで目覚めることもしばしばあります。

そのうちきっと治ると言われている病気ではありますので、まあどうにか生き延びたいと思います。もう有給ないんですよ……ハハハ………


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