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上腕三頭筋を鍛えたい。

いわゆる二の腕ですね。二の腕がでかいとアウトラインが大きく見えて、メリハリのある体をゲットできます。
また、鍛えることで、ベンチプレスの重量が伸びたりします。
上腕三頭筋の付着部、機能など見ていきましょう。

上腕三頭筋
長頭
上腕下結節から腱膜を介して肘頭
肩関節の伸展、内転、肘関節の伸展
外側頭
橈骨神経溝の近位の上腕骨後面、内側上腕筋間中隔から腱膜を介して肘頭
肘関節の伸展
内側頭
橈骨神経溝の遠位の上腕骨後面、上腕筋間中隔から腱膜を介して肘頭
肘関節の伸展
神経、橈骨神経c6c8 螺旋状に走行

さすが三頭筋、3つあるから多いね。
三頭筋のポイントは、起始が2関節筋か単関節筋かを把握する必要があります。

長頭は起始が肩関節なので、肩の伸展と内転に作用します。
一方、内側頭と外側頭は上腕骨後面についているので、肘の伸展に作用します。長頭、外側頭は浅部にあり、容易に触れるのに対して、内側頭は長頭、外側頭よりも深部にあります。

トレーニングで長頭を狙うのであれば肩関節にも作用する種目が好ましく、内側頭、外側頭を狙うのであれば、肘関節に作用する種目が好ましいです。
では、各部位によって適切な種目は何か、見ていきましょう。

外側頭
収縮種目
・ナロープレス(脇をしっかり閉じる)
ストレッチ種目
・ライイングエクステンション 
・ディップス
内側、外側頭
・キックバック
・フレンチプレス
・ケーブルプレスダウン

などがあります。

肘関節がやや曲がっていると小指側の手の付け根で押しやすくなり、
肘関節が伸びていると親指側で押しやすくなる!これはなかなかの発見。

また、c8は小指側を支配しているので、小指、薬指でしっかり握るといいね。

肘関節が伸びている状態の方が力が発揮しやすくなるのは、モーメントアームの変化によるもの。伸びてくると、三頭筋と肘関節の距離が大きくなり、力が伝えやすくなる。これもなかなかの発見だね。

肘関節伸ばす時は三角筋の全部を使いやすくなる。これはよくわからないね。

肩か肘か、しっかり狙いたい部位を鍛えれるように、動き方を工夫しましょう!

頑張ろう。

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