緑酒

はぁーー。

いい歳こいて、歩きながらボロボロ涙が出てきました。
普段あまり涙が出ない、話を聞いたり物語を見たりしても、どこか客観的な自分ですが、唯一ボロボロ泣いた記憶があるのは、母親の暖かさを感じた時。

10年以上前だと思うけれど、その時の記憶が呼び起こされる感覚にあった。
ぼくの大好きな「東京事変」の楽曲「緑酒(りょくしゅ)」という曲を久々に聴いたから。

青春時代は椎名林檎、初ライブは東京事変だった程度のファンではあるので、この曲もリリース直後に拝聴した。

なんでか歌詞をよく見ず、なんかポップな感じでいいジャーンくらいにしか思っていなかった。音として聴くだけでも素敵よね。

ところが、いまさっき好きな方が椎名林檎好きということで、懐かしいなー聴いてみよーとザッピングしていたら、たまたまこの曲と歌詞が流れてきた。(今の配信サービスって歌詞が出てくるのとってもいいよね)


わりと機嫌も良く、明るい曲聴きてーなと思って再生したのだが、歌詞を見ながらメロディーラインとバンドの発する圧に煽られて、涙がボロボロ出てきた。

今のぼくに刺さりすぎるくらいドンピシャで、林檎姐さん(失礼)が隣でガシッと肩を組んで、頑張ってるじゃん、といってくれているような気分になった。

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