セルフメディケーションとハードコアパンク
暮らしの中にハードコアパンクイズムを取り入れる。
日々の暮らしを生きていくことの中にある、事柄への反応や解釈、行動の選択の判断基準をそれとする。要するに未来への行動指針の指標や結果に対して自己肯定する為のものなのかもしれない、と思っています。
それは、ロックが好きな人にはロックがそれにあたるだろうし、ヒップホップやジャズやブルースもしかり。僕はOSにハードコアパンクをチョイスした。
この数年市販の薬を飲まないようにしている。むしろ薬を飲まない方が、風邪になりにくいし、たとえなりかけてもだいたい軽症で済む。先日もどうやら友人にもらった喉風邪も2日ほど少し調子悪かったですがすぐ治りました。周りの友人たちは数日高熱にうなされていたようですが。
たいていの風邪は、ニンニク生姜、唐辛子を摂取していれば治ります。本当に治ります。喉風邪の場合は、ここにネギと大根があれば治ります。温かい食事で、じっくりと熱を出し風呂で体温を沸点まで上げ厚着して布団をかぶってよく眠れば、その熱で体内の菌はだいたいそれで死んでくれる。なので、精製され、大量生産された買わなくて良いもの買わずに済むのです。大手企業に煽られる消費行動に加担しなくて済むわけです。
別に全てのお医者さんや薬剤師さんを否定しているわけではないことを大前提としておいてほしいのですが、薬でないと風邪を治せない、あなたのテーブルは菌だらけだからアルコール除菌しなくてはならない、と広告に思わされて不要なものを買わされていることに違和感があります。
まだ営業マンだった頃、取引先はだいたいドラッグストアだったのですが、店舗周りの際、店内アナウンスでよくセルフメディケーションという言葉を耳にしていました。
言葉の意味はとても良いことで、その通りだと思いますし、まさに僕の行動そのものがセルフメディケーションにあたるのだと思うのですが、その言葉を誰が言っているのかが重要だと思います。医療費負担が多くなっているのにも関わらず、セルフメディケーションを謳うことに疑問しかありません。国民の意識向上のように見せかけ、セーフティネットの網を緩くし税金の使い道を変えている。その上で不要なものを買わせ自分の健康は自分でなんとかしろ、ってのはいささか疑問に思います。
ストレートエッジではないんですが、精製された薬は生活にそんなにいりません。むしろ風邪かなっと思った時は、熱を出したほうが良いのです。セルフメディケーションもまたハードコアパンクなのかもと思っています。ただし、マジでやべー!ってときはキチンとお医者さんや薬剤師さんに相談しましょうね!