見出し画像

ここだけの話、伝え方一つで人生変わります。読書感想文#30

なんと、人は1日に平均22回頼み事をしていると言われています。これを聞いてどう感じましたか?多いと思った方、少ないと思った方、それぞれいると思いますが、私は多いなと感じました。

22回頼み事をしたとして、全部断られてしまってはとても悲しいですよね笑
それに、色々上手く行かないことがありそうです。

つまり、いかに「イエス」を貰うかが大切になります。同じ内容でも伝え方によって結果が変わることがあります。

例えば、コンビニのトイレなどで「いつも綺麗に使っていただきありがとうございます」というようなものを見たことがある方もいると思います。

あれも、「綺麗に使ってください」ということを頼みたいのですが、伝え方を変えています。

このように、伝え方というのは様々あり、「イエス」を貰いやすくなる伝え方というものが存在しています。

どのような、ものがあるかというのは佐々木圭一さんの「伝え方が9割」を読めば分かります。


今回は、その中から少し紹介したいと思います。

1.「ノー」を「イエス」に変える技術

「ノー」を「イエス」に変える技術として、まずは相手の頭の中を想像することが大切です。

人間は、メリットは得たい、デメリットは避けたいものです。この心理を利用します。

例えば、芝生に入って欲しくないということを伝えたいとします。

そこで、通常は「芝生に入るな」のような看板を設置するかと思われます。

しかし、するなと言われたらやりたくなるのが人間です笑 そんなことは気にせず、ズカズカと芝生に入る人もいるでしょう。

では、どうすればいいのでしょうか。

ここで、「デメリットは避けたい」という心理を利用します。

「芝生に入ると、農薬の臭いがつきます」

どうでしょう。これを見ると入りたくないという気持ちになりそうじゃないですか?

こうすることで、相手がデメリットを避けることが自分のお願いを受け入れることにつながります。

それでは1つ練習してみましょう。

自転車の違法駐車が多いとします。これを辞めてもらうために、どのようなコトバを使えばいいでしょう。自分なりに考えてみてください。

私は、「ここに自転車を置くと、鳥のフンで汚れます」というのを考えました。

そして、本書では、「ここは自転車捨て場です。」というのが紹介されていました。

どちらも、相手のデメリットをうまく利用したものだと思います。

この他にも、「ノー」を「イエス」に変える技術として
・相手のメリットを提示
・2つから選ばせる
・人の認められたい欲を使う
・あなた限定
・チームワーク化
・感謝
などが挙げられています。

このように、この本では良いコトバ(伝え方)を作るレシピを知ることができます。しかし、レシピを持っていても作れなければ意味はありません。

スポーツでも、頭では分かっていても実践できないと意味がありません。

練習するしかないということです。このnoteを読んで、この本を読んで、なるほど!と思っていても試さなければ、自分の身にはなりません。

2.「強いコトバ」を作る技術

コトバには、「強いコトバ」があります。強いコトバとは、人の感情を動かすエネルギーのあるコトバのことです。

有名で、みんなもよく使うものとして、「!」をつけるというものがあります。

「いいね」と「いいね!」では、だいぶ印象が変わってきますよね!

これはサプライズ法と呼ばれているもので、他にもサプライズワードというものを使って作ることもできます。

そうだ 京都、行こう

これは、jr東海の広告で使われているフレーズです。ただ、「京都、行こう」というのと印象がかなり変わってくると思います。

サプライズワードは他にも
・びっくり、〜
・ほら、〜
・実は、〜

などがあります。

そして、強いコトバを作る技術として
・ギャップ法
・赤裸々法
・リピート法
・クライマックス法

などが他にもあります。

それぞれ詳しく知りたい方は、ぜひこの本を読んでみてください。

以上で、内容についての説明は終わります。

いろいろな本を読んできて文章術だったり話し方だったり、コトバの大切さをとても感じます。

人に何か伝えるときに、同じことを伝える場合でも、伝え方一つで得するか損するか別れるなら絶対得する方がいいですよね。

そして、せっかく時間ができたのでこの時間を無駄にしないようにしていきたいです。

人間、誰しも時間は平等に与えられているということはよく言われます。それは半分正解で半分は間違っているのかなって私は思います。

どういうことか。時間の量というのは、平等ですが、時間の質というのは人それぞれだなと感じます。

たまに、あいつ1日48時間くらいあるんじゃない?って人いませんか。同じ24時間という1日を生きているはずなのに、仕事量などがとてつもなく多い人。

そういう人は、時間の質というのがとても高いのだと思います。まだまだ、自分の時間の質は低いと思うので、良い習慣を身につけ、時間の質を高められていければなと思います。

よし!今日も最高の1日にしよう。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

いつも、スキありがとうございます!これからも記事を書き続けていこうと思うので、見逃さないためにもフォローもお願いします。

いいなと思ったら応援しよう!

沼野 雄洸
いつもありがとうございます。これからも夢をかなえるために頑張っていきます。