【電子煙管】2番目のプロトタイプです。
沼田茶舗 電子タバコ店の沼田と申します。
電子煙管の開発裏話をコッソリお送りしてございます。
画像はハンドメイドの試作弐号機でございます。
素人写真ではイマイチな映りでございますが、プロが撮影すると、この光沢は目を引く美しさがございます。
パイプに和柄シールを張り付けて、銀で製作した高級MOD。
何を持ってMODかと申し上げますと、製作者のみがバッテリー変更できる点、でしょうか。
仕様の変更点としては
・0.5ohmから1ohmと定出力制御。
・充電方式を無接点から有接点変更。
他に細かい点(火皿カバー追加など)もございますが、銀製品という稀に見る超高級キセルが仕上がりました。もしも、こちらを採用した場合、販売価格は、おそらく5万~9万円になるかと存じます。これは銀の価格次第です。
その当時、景気が上向き、強気の価格設定、高級素材を選んでいました。
試作を作ったからには、さっそく色々な方に試煙頂こうと走り回ったのは良い思い出です。
美的観点の評価は相当高かったものの、落としたら歪む、加工が難しく量産に向かない、などもありますが、重すぎた、というのが一番の敗因でした。
基板保護カバーなどを押さえるリングが歪んでおります。
ただのリングであれば、ここまで歪曲はしません。しかし、140gの重さごと落下させ、ぶつけますと、変形の恐れがございます。
普段何気に使うもの、例えると電動歯ブラシなど、でしょうか。
仮に100gを超えた場合、おそらく使い心地が一変します。
先日のIQOSがスティック分離、という点に着目した点も、実は試作品批評にございました、使うときの重さがあったから、でございます。
一部の方からは、こちらの方が良いとお声はいただきます。
高級路線として、銀を使用した商品のご希望は、工場のとの交渉次第、でございます。
ここまでは、ハンドメイド試作品の紹介でした。
このあと、量産に向け素材の変更から仕様変更と、使い心地を上げるべく2年を費やすことになります。
※ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金
否決となりました。力及ばす申し訳ございません。
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