【電子煙管】今週のご報告について 10/11~10/15
沼田茶舗 電子タバコ店の沼田です。
ご支援、誠にありがとうございました。
返礼品のお届けが遅れてしまいました事、重ねてお詫び申し上げます。
目途が立ちつつあります。
もうすこしです。
■基板のお話
10/09:土曜日
基盤関連の先方から連絡が入ります。
「試作2を受けとった」と、、、
細かい所は割愛するのですが、NHBタイプの集積回路を選定して進めようとしていた模様。試作2を見て、VAPEと理解されました。一安心。
先方に届いた資料と異なるとの事で、誰がどう間違えたのか、、、、
集積回路の手配は量産工場の仕事になります。
この仕様選定は作業委託せざるを得ないところです。
略称について
HNB:Heat-not-burn tobacco・加熱式タバコの制御総称
VAPE:蒸気型電子タバコの総称
試作3-2はHNB制御chipを使ったようで失敗。
先日の日本人通訳も、おそらくHNBとVAPEを同等に伝えた恐れがあります。
10/11 月曜日。
ガーバーファイル(Gerber Format)が届きます。
ガーバーデータ
設計者と製造者間でやりとりされるプリント基板製造データ。
プリント基板(配線パターンやソルダーマスク、シンボルマークなど)のイメージ、ドリルやルーター加工のデータが格納される。プリント基板の設計工程から製造工程へデータを受け渡すファイルフォーマットの業界標準。
概ね合っており、良かったという軽い安堵はありました。。
ただ、出力の話の最中、中国語の専門用語が訳せないという困難にあたります。
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3人くらい経由して、「デューティ比」にたどり着きます。
デューティ比
出力周波数。説明は割愛しますが、オーバーヒート対策と思ってください。
10/12-13 火・水曜日
仕様の細かい調整です。
極力、初陣と同じ警告や稼働を目的としているので、
・バッテリ電圧低下
・短絡警告
・長時間稼働警告
これらのLED制御で、また揉めます。
どこで検出するか、という簡単なようで、間違えると死活問題です。
抵抗検出の予定でしたが、集積回路にその計測能力がありません。
おなじ信号線が配線されていても「出力する」と「出力先を図る」機能はまた別物です。
そのため、抵抗負荷ではなく、バッテリー電流で安全装置を働かせて、警告灯を光らせます。マニュアルに記載した最低動作抵抗は、稼働の目安になります。
これで、一段落。
その水曜の午後、張り詰めてたものが切れました。
■模様のお話
これも10/11、土曜日のお話です。
制作いただいたプロダクトデザイナー様に確認いただきました。
出来上がりの良さに唸ってました。
シールでも高級感があふれて、どの下地も良いのです。
コストの都合で選択肢はほぼ無いのですが、マットも光沢も捨てがたい、良いものです。
他にパッケージの確認も行い、初陣より良いものと高評価。
配置と緩衝材の微調整について相談してきました。
今の配置は「目視優先」。取りにくいかもしれません。
それもまた高級感です。
開けたときの、カッコ良さを優先します。
余談ですが、7月に出来上がるはずだったので、このパッケージなどは本来5月の作業でした。
基板の仕様が変わった時の事なども考え、基板の出来上がりに合わせた作業工程となっております。
来週、基板の試作があがり、再来週到着、それが良ければ量産開始、お届け予定がやっと確定します。
長い道のりでしたが、引き続き、どうぞよろしくお願いします。
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