属人性と市場の選択(ジブン株式会社ビジネススクール#2)
こんにちは、Sonnyです。
今回は、ジブン株式会社ビジネススクール9月期の第4チャプターで解説された属人性とピンホールマーケティングを自分に落とし込んで考えみたいと思います。
特に、属人性について自分なりに言語化することで、自分が持っている資本などを整理して今後に繋げていきたいと思います。
♦︎自分に属する性質や特性
あたらめて、自分のスペックを棚卸してみます。自分が持っている資格から考えると、本業である理学療法士、そして、とあるコミュニティでお金の教育を推進するために取得したファイナンシャルプランナー(FP)があります。
理学療法士は、実際の臨床場面で介入するものと研究(そこから派生した学会発表や書籍出版も)があります。自分が得意としているのは、実際に患者さんに触れて治療介入すること。さらに、理学療法士として膝や肩、腰などの怪我に関する知識を一般の方々に比喩や例えを使って解説することが得意分野になります。
地域的なものでいうと、ぼくは札幌在住であるため、北国特有の雪が絡むトラブルにはよく遭遇します。中高齢以降の方々は雪による転倒や雪かきによるトラブルが起こるため、地域全体として問題視されるところです。
FPとしては、税金や健康保険や年金など社会保障関連、老後の資金に関する考え方の知識を伝達することできます。
♦︎自分が狙う得る or 狙うべき市場
この自分の性質や特性を持ってどの市場に入っていくかを考えいきます。弱者の戦略やピンホールマーケティングをもとに判断するとなると、FPを軸とした金融などの市場はあまりに巨大で強者がウヨウヨするため、選択すべき市場ではなさそうです。
であれば、本業である理学療法士としてのスキルを活かせるところを選択すべき。理学療法士が個人で仕事をしていく場合に多い選択肢が、同業の理学療法士を相手に行うセミナーの講師です。業界内でのビックネームであるセラピストが大企業的な強者の戦略で動いているため、こちらも巨大市場になります。
セラピストとして独立ことは今後の目標ではありますが、固定費が多くかかる開業・独立は投資回収期間の不透明で営業力もまだ十分ではないことを考えると、弱者として選択することは尚早であるように思います。
ここで、札幌に住んでいるという地域性と理学療法士としての予防に関する知識を用いて、冬における健康対策、特に雪かきにおける腰痛対策などがニッチな市場であり、強者も行っていない領域と考えました。
♦︎自分で仕掛けてみよう
ちょうど同時進行で、「何か自分にできることを考えてみよう」と考えていたものがありまして、それが、札幌で開催する、【腰痛にならない雪かきのコツ】です。
昨今の予防に関するポイントに「筋トレ」が流行ってきます。筋トレは、ボディーメイク、健康増進、パンプアップ、美容、モテなど目的が多岐に渡り、やっていることが似たようなものでも打ち出し方が多様であるが故に、かなりの巨大市場です。ここに参入することは強者の住処に侵入することと同義ですから、入りません。
ただ、理学療法士であり、かつお金の勉強や社会制度を知って、今度の日本の人口動態を考えると、予防に重きをおくべきことが疑いようのない事実です。むしろ、至上命題に近い。自分の医療従事者の端くれとして、症状のある方への介入が重要と捉えることと同時に、予防にも注力したい。
そこで、2つ目の目次にも書いた、雪かきです。雪は、量の多い少ないはあれど毎年必ず降るものですし、整形外科に勤めていると雪かきが痛めた人や腰の痛めたとに雪かきに不安を持つ方が多いので、需要はあると考えてました。
そいうことで、👇のようなイベントを仕掛けます。
自分で会場を借りて、告知・営業を実践して、ゼロの状態からどれだけお客さんを集めることができるか、挑戦します。仮に盛大に失敗したとしても、勉強代として考えられるリスクです。この雪かきと腰痛を予防するという市場は強者はあまりいない市場であるかもしれないが、需要がないかもしれない。
これは考えても分からないので、まずは行動してみることしました。この辺り、実践してみた結果はnote上で発信し、その結果を受けてどうするべきかをまた考えたいと思います。もしよろしければ詳細を見てみてください。そして、もし、札幌在住の方、知り合いで雪かきで困っているような方がいれば伝えていただければ幸いです。
それでは。