北関東へ。お台場大観覧車のカゴに会い行くの巻
0.始まりは君の(雨)空
こんばんちは!今日もお疲れ様です。
イブン・バットゥータとか松尾芭蕉だとか、人類史に自らの紀行の記録を残すのが若い頃の大言壮語的な夢であったりもしたのですが、とっくの遠い昔にそんなモヤったとした志は霧散してしまっております。このまま何かにチャレンジするでもなく、東奔西走七転八倒物見遊山しているだけでもよかったのですが、n回目の正直で、書き物を始めることに。といっても、写真にコメント(駄文)つけるだけというお手軽モードです。
それでは、初回は雨だから遊園地に行こう(・・?)
1.なぜパレットタウン大観覧車のカゴが北関東へ?
以下、下野新聞「SOON」ニュース23年5月23日WEB記事より。
1999年3月に開業し、長らくお台場のシンボルとなってきたパレットタウン大観覧車は、地区の再開発のため、2022年8月をもって営業終了しました。この観覧車に付いていたゴンドラ(つまりカゴ)。私メもそのままクラッシュされてしまうのは、何だか惜しい気がしていて、どこかに保存さ(れないかな~と他力本願であったのですが、そのままの形状が維持されて(ぺしゃんことかにならず)、引き取られたわけであります。
目指すは、栃木県那須町の那須ハイランドパーク(通称:那須ハイ)へ、レッツラゴー!
2.Go My Way to Nasu Highland Park!!
どうも天気が悪そうで雨だから遊園地へ。お客さん少なそうだから、ゆっくり気兼ねなく、カゴたち(ゴンドラだとか、キャビンだとか、言い方がややこしいので「これよりカゴと呼称する」)のお写真を撮れるだろうという打算。そして着きましたぜ、山・谷・山越えて▲🚙那須ハイへ。午前9時開園ピッタリ(駐車料金1日1000円💸)。
3.いざ入園!カゴ探しがここからはじまるよ
公式ウェブサイトで、前売り券(入園のみ1600円💸)は購入済みなので、そのままゲートに進んだところ、チケットカウンターでスマホ画面見せて入園券引き換えて下さいとのこと。情弱。
気を取り直して、Dream Land!Dream World!
ここで失態。紙のマップが無ければ、カゴたちを発見したところで、マッピングができないじゃないの。スマホの画像にポチポチできなくもないが、何かやりずら。とりあえず探すだけ探して、あとは自分の記憶力トレーニングを兼ねて覚えこむ作戦に(作戦というか成り行き)。
4.ジャイアントホイール VS ジャイアントホイール(の片割れ×2)
園内時計回りで探す作戦で、途中ジェットコースター銀座(5種類もあります)やら、ロックンロールな雰囲気のエリアには、カゴたちは見当たらず。トロピカーナパークへたどり着く。
雲間にまわる観覧車に乗るのも、たいていの方はやらないと思う(パスないので追加料金600円💸)のだが、観覧車同好会を名乗る以上、回っているなら乗るまでよ!(やってるか心配だったので、一応係の方に「やってますか?」って確認)
係の方に「ありがとうございました」と告げて、雲間の観覧車搭乗を終える。一つ一つのカゴの窓、曇らないように拭いていたのが印象に残る。こんな天気良くない日でも、来るかもしれない乗客のために働いていらっしゃることに感慨を覚えた。天気も快方に向かっていたので、きっと午後にはたくさん乗客もやってきて、係の方が窓を拭いた甲斐もあったかもしれない。
5.カゴ4姉妹とはぐれ観覧車
写真だけ貼ってお手軽レポにするつもりが、駄文を書き連ねていたら、結構な長さになってしまった。読んで頂いている方へは感謝申し上げます(流し読みでもありがとうございます)。
そろそろ、本稿も佳境であります。カゴ4姉妹とはぐれ観覧車(?)。
6.GIANT WHEEL Don't forget!
こうして、ただひたすらに那須ハイ園内を、カゴ!カゴはどこじゃと叫びたくなる欲求は抑えて、外面はアマチュア遊園地研究家のフリをして、(ほぼほぼ)カゴたちの探索を行うという当初の目的を達成することができた。
過酷なお台場の風雨に耐え抜いたカゴたちであるからして、灼熱の夏の暑さは言わずもがな(まあ中に入ろうという人がいるかは別だが)、冬の寒さにもきっと耐え忍び(冬間は休園。まさに冬眠だな)、末永く入園者の方々に、安らぎと思い出とを、カゴたちは与えてくれるだろうと、お台場のGIANTWHEELを愛した一人として祈っております。
まあ、1台くらい、またパレットタウン跡の開発が終わったら、里帰りしてもろて、メモリアル大観覧車スポットなんてできたらいいなという妄想をおもらしして、本稿を終えます。ありがとうございました。