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初めての海外遠征

こんにちは!
川崎フロンターレの応援団TAMAGAWABOYSのJUNPEIです。

こんな文章を書くのは初めてで、上手く書けるかな、なんて不安を感じながらも、自分自身が先日のACLE浦項戦で初めて海外遠征を経験したので
なにか記録に残したいという気持ちと
1人でも多くのサポーターが、ACLでの海外遠征に足を運んでくれるきっかけになれば良いなという気持ちでこのnoteを書くことにしました。

下手くそで読みにくい文章だと思いますが、
あくまでも私が思ったことを書こうと思いますので、
気が向いたら読んでみてください。

海外遠征に行けなかった時に
感じていたこと、思っていたこと


そもそも私はTAMAGAWABOYSという応援団に所属をしていながら、今まで1回も海外遠征に行ったことはありませんでした。

私は高校卒業後、大学には進学せずに就職をして働いている社会人歴間も無く10年の28歳で、今は子供を2人育てている父親サポーターです。

私の勤めている職場は、なかなか休みを取ることが難しく、海外に旅行をするのもさまざまな手続きが必要な少しめんどくさい職場です。
新婚旅行以外で、休暇を使って海外に行ってる人を私は本当に見たことがありません。

心の中でどこかそんな職場で働いていることを言い訳に、海外遠征を諦めていたのは紛れもない事実で、行きたい気持ちを押し殺しながらACLは日本から応援している状況でした。

そんな中、私の大きな刺激になったのは
2022年のACLです。

コロナ禍の影響で、マレーシアでの集中開催。
当時は国内でもまだ声出し応援が禁止されていましたが、そんな中でもマレーシアまで行って、少人数ながらも全力で声を出してフロンターレを応援している仲間達に私はかなりの刺激をもらいました。
これが本当のサポーターだな
と思ったことを今でも覚えています。

次に刺激になったのは
2023/24のACLです。

この年くらいからTAMAGAWABOYSも人数が集まりはじめて、徐々に大きい団体になりつつありました。
最初は私の世代が最年少だったのも、今では私より一回りも下の後輩達がメンバーとして活動する団体になりましたし、多くのメンバーが海外遠征に行くようになりました。

クラブ悲願のアジア青覇に向けて、選手達を全力で後押しするべく、どんな日程であろうとも、現地で声を枯らす仲間達を見て
悔しい、現地に行って応援したい
という気持ちになっていました。

私の中では、海外遠征に行ったことがあるかないかでは、サポーターとして雲泥の差があると思っています。
海外遠征の経験がないサポーターを非難している訳ではありません。
行きたくても行けない気持ちは私が1番よく分かっています。
しかし私は応援団に入っていて
応援団として海外遠征経験がないことは、正直に言えば恥ずかしいし情けないことだ、とずっと考えていました。
周りのメンバーは、当たり前の様に海を渡ってフロンターレの応援をしているのに私は何をしているんだろう、そんな気持ちがどんどん強く、大きくなっていきました。

そんな中迎えた2024年2月の山東戦。
アウェイで先勝していたにも関わらず、ホームで勝てずに、2023/24のACLは敗退となってしまいました。
ACL敗退が決まって、選手達が試合後Gゾーンに挨拶に来た時に
アジア獲るんだろ!9月からまた始まるぞ!絶対獲ろうよ!
と声をかけているメンバーを見て
絶対に海外遠征に行こう。
フロンターレのアジア青覇の為にやれることをやりたい。

と本気で海外遠征を考えるようになりました。

ただ、私の気持ちだけで簡単に行ける訳ではありません。
まずは妻にお願いをしました。
子供2人を任せて、海外遠征に行かせて欲しい。
そんなバカでアホなお願いを妻は呆れながらも承諾してくれました。
妻はもともとフロンターレのサポーターで、出会いも等々力。
周りが海外遠征に行く中、行けずにいた私の気持ちを
察して、許してくれたんだと思います。

職場での決裁は、ここでは書ききれないほど色々あったのですが、夏休みを取るという形でなんとか承諾をしてもらい、私はACLE開幕戦の蔚山戦に行くことが決まりました。

いざ、海外遠征が決まると居ても立っても居られなくなり、ACLEを本気で獲るためにも
選手達に伝わる形で後押し出来れば良いなと思い
幕とゲーフラを作成しました。

デザインの背景は
2023年のユニフォームをモチーフにしたもの。
2023年に戦った選手達が天皇杯を優勝したからこそ、ACLEに出場出来るということを今いる選手達にも伝えたかったからです。

ACLE開幕前のホームゲームの試合後、選手バスの送り出しをして、後は行くだけの状況になったのですが、ここには書けない事情で蔚山戦は行けなくなってしまいました。

行けなくなった理由は、私にとっては何よりも大切なことだったので、今思い返しても仕方ない、行かなくて当たり前だと思えるのですが、
色々な人の協力を得て決まった遠征だったので、周りの人達に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

しかし、そんな私の事情を知った職場の上司が
また別の日で試合ないの?
そこで行けるように俺が上には話すよ。

と声をかけてくれました。
職場そして家族に1番迷惑をかけない日程を考え、2月の浦項戦ならと思い、上司に相談し、決裁を取ってもらい、韓国・浦項に行くことが決まりました。

初めての海外遠征

月日は流れていざ2月。
いよいよ初めての海外遠征が始まりました。

そもそも海外に行くこと自体が初めての私は、TAMAGAWABOYSのメンバーと一緒の飛行機で韓国に向かい、ソウルからKTXを使って浦項に入りました。

誰かと一緒に行けるのは本当に心強いなと思いました。
メンバー達には本当に感謝しています。

正直初めての海外を満喫する時間はなく、
観光なし外食なし、コンビニ飯オンリーでスタジアムに入って、すぐに選手のアップが始まるようなタイムスケジュール。
それでも、今まで憧れ続けた海外遠征。
心の底から大好きな川崎フロンターレを海を渡って応援出来ている喜びで、それ以外の気持ちはありませんでした。

試合は4-0で勝利、ノックアウトステージ進出も決まった最高の試合でした。

このツイートにも書いたのですが、この遠征を通じて感じたことは
川崎フロンターレが本当に大好きだ!
ということでした。
今まで以上にこのクラブに対する愛が深まりました。

先程も書いた通り、観光なし外食なし、コンビニ飯オンリーの海外遠征でしたが、
フロンターレのことが大好きだからこそ出来た経験だと思いますし、こんな経験をさせてくれたフロンターレには本当に感謝しかありません。

ACLに行ってみよう!


ACLE、次はアウェイで上海申花戦です。
私は現地で応援することは出来ないですけど、
現地で応援してみたい!
海外遠征に行ってみたい!
そう思って迷っているサポーターがいれば、
前向きに海外遠征を考えてみて欲しいです。
最高の経験になるし、
より一層フロンターレの事を大好きになれる
海外遠征は本当にそういうものです。

ただ、今回の私みたいに、
そもそも海外に行った事がなくて不安だ
どうしたらいいのか分からない

という人もたくさんいると思います。

そんなサポーターのために、海外遠征の経験が多いサポーター有志がACL遠征用のLINEオープンチャットを作って、みなさんからの質問に答えたり、情報共有をしています。
すでに入っている人も多いと思いますが、
まだの人は入ってみてください!

なかなか大人数の場で聞きにくい、
こんな質問してもいいのかな?
と不安になる方がいれば、
私のアカウントでもTAMAGAWABOYSのアカウントでもいいので気軽にDMでもリプライでもしてください!
TAMAGAWABOYSには海外遠征経験の多いメンバーがたくさんいるので、みなさんの海外遠征の難易度を少しでも下げることが出来ると思いますし、現地で多少のサポートも出来ると思います。


最後になりますが、
今回の浦項戦はオープンチャットの効果もあってか約400人ものサポーターが現地に集まりました。

海外で試合をする選手達も、きっと多くのサポーターがスタジアムに来てくれたら、それだけで力になると思いますし、心強いと思います。
1人でも多くのサポーターで選手を後押しして、
みんなでACLEのタイトルを掴みに行きましょう。

書きたいことを書いただけの、グチャグチャな文章でしたが、ここまで読んでくれてありがとうございました。
これからもよろしくお願いします!


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