「写ルンです」のレンズを再利用!「Utulens」を買ってみた【使用レビュー】
「写ルンです」のレンズを再利用した"Utulens"を買ってみた
普段はデジタルカメラで写真を楽しんでいますが、「写ルンです」や「フィルムカメラ」などフィルム写真を最近は楽しんでいます。
ですが、とにかくお金がかかるのが悩みのタネなのは僕だけではないと思います。
フィルム自体の値上がりはもちろん、そこに現像代+プリント(CDへ焼く)等で毎回約2,000円ほどしてとてもお金がかかるため、「写ルンです」のレンズを再利用し、デジタルカメラの交換レンズとして使用できる「Utulens(ウツレンズ)」を買ってみました。
「Utulens(ウツレンズ)」付属品は少なく大まかに6つだけ
・レンズ本体
・レンズ入れ
・マウントアダプター
・4種類のスキンシール
・取り扱い説明書
・レンチ
ちなみに付属されているレンチはレンズの傾きを調整するものになります。
「Utulensレンズ」の仕様やスペックは?
・焦点距離:32mm
・F値:16
・レンズ:単焦点レンズ
・重さ:81.6g
・厚さ:約2cm
「写ルンです」のレンズということもあり、下の写真のように「軽い」「小さい」がとても特徴的です。
レンズアダプターとレンズを組み合わせても厚さは約2cmほどです。これだけ薄くて軽いとミラーレス一眼との相性はとても良く、重いカメラを持って出歩くのが億劫な方にもかなりオススメです。
「Utulens」の写真撮影作例
今回のカメラはOLYMPUSのミラーレス一眼「OM-D E-M10」+「Utulens(ウツレンズ)」の組み合わせです!使用するカメラのセンサーサイズがマイクロフォーサーズなので、焦点距離は35mm換算で64mm相当になります。
それでは、「Utulens(ウツレンズ)」で撮影した写真をお見せします。
印象はどうでしょうか?
個人的には正直、フィルムと比べてしまうとやはり見劣りはするなという感じは否めません。
ですが、ピントの甘さや、色合い、四隅の減光具合など個人的には思っていたより、フィルム調の雰囲気が出ているかなという印象です。ここからVSCO等の編集アプリを使ってよりフィルム調にするとかなり雰囲気出てくると思います。
考え方次第ですが、1万円以下で遊びのレンズとしては満足いく一本にはなりそうです。
一応、普段使っているOLYMPUSのパンケーキレンズと「Utulens(ウツレンズ)」と比較してみました。
「Utulens(ウツレンズ)」
OLYMPUSのパンケーキレンズ
「Utulens(ウツレンズ)」
OLYMPUSのパンケーキレンズ
比較するとピンとのあまさ、、シャープ、色味等がはっきりとした違いがかなりわかると思います。今回使っているボディがOLYMPUSなので得意とする青色も綺麗に写っているように感じるので、他のメーカーのカメラに付けて撮る写真もかなり気になるところです。
「Utulens」が対応しているカメラマウント
価格:¥4,980〜¥6,980
・ニコン1マウント
・EOS Mマウント
・EOS Rマウント
・Eマウント
・ニコンZマウント
・マイクロフォーサーズ
・富士フイルムXマウント
途中でお伝えした通りですが、フィルムと比べてしまうとやはり見劣りはしますが「フィルム代に現像代に...っととにかくお金がかかるのが悩みのタネ」というはある程度は解消しそうです。
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