【備忘録】MSFSのノーマルマップを編集する方法
GIMP及びPaint.netを用いて、MSFSのノーマルマップを弄る方法を解説します。
かなり自己流なので、参考程度にお願いします。
はじめに
ノーマルマップは通常GIMPで読み込めず、書き出し時にフォーマットを間違えると反射がおかしくなる等、扱いの難しい側面があります。

今回、フリーウェアを用いて編集する方法を発見したので備忘録としてここに残します。
必要なもの
GIMP(本記事では2.8.22を使用)
読み込み
通常、GIMPでノーマルマップを読み込むとノイズまみれで使い物にならない状態で表示されます。

Paint.netでは正常に開くことができるので、PNGやTGA等で書き出しましょう。

出力したファイルをもう一度GIMPで開き、DDS (BC5)で出力します。
すると、原理は不明ですが見慣れたノーマルマップの見た目になります。

書き出し
ノーマルマップの編集を終えたら、次は書き出しです。
GIMPからエクスポートする前にアルファチャンネルを削除しましょう。

編集したノーマルマップをPaint.netで開き、名前を付けて保存を選択します。
ファイルネーム下のプルダウンからDDSを選択し保存を押下します。
するとDDSのフォーマットが選択できるので、BC5(線形、符号付き)を選択します。

これでDDSファイルの出力が完了しました。
MSFSで読み込んで確認してみましょう。

パッチの凹凸部の表現が追加され、反射も普通になりました。
以上です。
おまけ
ノーマルマップ作る時はGIMP Normalmap pluginがおすすめ